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テーマ:お勧めの本(7403)
カテゴリ:本
つい最近、私のブログにも『クリック募金』のバナーを張り付けるようになりました。
この『イーココロ!』内の『カンボジア地雷撤去支援』に興味があったからです。 カンボジアでは無数に埋められた地雷により、 今でも年間数百人が死傷しているということです。 そのカンボジアで地雷撤去支援と地雷被害者救済へ、クリックするだけで募金が 出来るということに感心しました。1クリックで1円の募金です。 『イーココロ!クリック募金』より引用 100円で、1平方メートルの地雷原をクリーンにすることが出来ます。 6000~10000円で、地雷によって足を奪われた人に義足を 提供することが出来ます。 1つのクリックはとても小さい。 でも、人の輪が広がっていけばきっと大きな力になるのではと。 まあ、あまり大仰に構えてやってるわけではないのですが、 少なくとも自分にも出来ることならやってみようと思ったわけです。 本当はクリックされるごとに地雷製造工場への電力供給が断たれる、 というのが一番なんすけど(笑) 新たに造らせない、使わせない、という取り組みも必要だと思います。 また、こういう『クリック募金』において、実際にどのくらいの効果があるのか、 本当に善意の募金として正しく使われているのか、の点も注視していきたいですね。 で、本題。 2年近く前に発売になったこの本を思い出しました。 『ハチドリのひとしずく いま、私にできること』 辻信一著 光文社 これは南米アンデスの先住民に伝わる、あるハチドリのお話を基にした 小さな力の大切さを教えてくれる本です。 他には、坂本龍一氏をはじめ賛同する有名人の方の寄稿と、『私たちに何が出来るのか』 について分かりやすく具体的な提案を行っています。 引用 森が燃えていました 森の生きものたちはわれ先にと逃げていきました でもクリキンディという名のハチドリだけは いったりきたりくちばしで水のしずくを 一滴ずつ運んでは火の上に落としていきます 動物たちがそれを見て 『そんなことをしていったい何になるんだ』 といって笑います クリキンディはこう答えました 『私は、私にできることをしているだけ』 強制でもない、押し付けでもない、型に嵌めるわけでもない。自分が出来ることをやる。 新潟の被災地に入ったボランティアの方々も同じ気持ちではないでしょうか。 では、自分には何が出来るのか・・・ 本の紹介くらいしか出来ないのが情けないのですが(笑)、 とりあえず『クリック募金』は無理せず毎日続けられそうなので、 まずはここから、ということで考えています。 今日は参院選ですね。有権者の一票も『ハチドリのひとしずく』のような気がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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