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カテゴリ:お気に入り映像
ちょっと疲れ気味の今日この頃です~
ちょっとここでは書けない出来事が多々ありまして(笑) でもまあ、なんとかやっていますのでご心配はいりませぬ。 選挙もなんとか行けましたし。 で、先日購入した『手塚治虫「戦争漫画」傑作選』を早速読んでいます。 『戦争』をテーマにしながらも、キチンと『マンガ』として完成させている辺りは さすがです。まだ前半しか読んでいませんが、一番最初の短編『紙の砦』の話の中に 出てくるエピソードにグッときました。 町が空襲で壊滅するのですが、その際に1機のB-29が墜落していました。 その搭乗員がまだ生きているということで、空襲の生き残りの人々が寄ってたかって 『たたっ殺して』いる場面に勤労動員の学生である主人公が遭遇します。 もちろん、大勢の人を殺され大切な人を傷つけられた恨みの気持から、 主人公も参加しようと棒を振り上げます。 しかし、そこで見たのは目玉が飛び出し既に絶命している哀れなアメリカ兵の姿でした。 思わず振り上げた棒を捨てる主人公。 もうアメリカ兵への怒りの気持ちはなくなっていました。 そこで彼はつぶやきます。 ・・・だ・・・だれのせいだよ・・・ ・・・こんな戦争・・・ 殺す側も、殺される側になってしまう。その逆もまた然り。 『戦争』という狂気に対する主人公(作者の投影)の怒りを 感じずにはいられない作品でした。 で、またまた長くなりましたが、ここからが本題(笑) そこで、ある手塚治虫原案のアニメ作品を思い出しました。 『JUMPING』という短編アニメです。 これを最初に観たのは、確か中学生の頃だったと思います。 当時、短編アニメや自主制作アニメが好きな友人がおり、良く連れだって上映会に 行ったりしていました。そこで観た作品の一つだったと思います。 (書いてて気付きましたが、私の映像好きはこの頃の賜物だったのかも 笑) セリフがほとんど無く、主人公の姿すら見えないという風変わりな作品でしたが、 手書きで表現されるなめらかなアニメーションに驚いた記憶があります。 当時は全く気付きませんでしたが、改めて観てみると、ごくフツーに暮らしているだけ なのに、はからずも戦争に巻き込まれてしまうという恐怖も描いてるような気がしました。 『JUMPING』 ↑こちらで観れます。 ・・・明日からはまた気分を変えて、 ホップ・ステップ・ジャ~ンプ!って頑張りますか(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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