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2007.08.04
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カテゴリ:
こないだ書いた、私の子ども時代の自由研究のテーマ『橋』。

なぜ『橋』だったのか、やっと思い出しました(笑)
昨日、休みを利用して部屋のお掃除をしてたら、
忘れかけてた一枚の賞状が出てきました。

宇都宮市主催の河川愛護スローガンコンクールがあった時に入選し表彰されたものでした。
おそらく私の作った標語がどこかの川で使われていたのでしょう。

   君と僕 みんなで守る 清い川   確かこんな感じ(恥)

で、その自由研究、実は『橋』ではなく『川』がテーマだったみたい(笑)
川の流れ方や状態、そこに生息する生物などを調べ、
余勢をかって『橋』も調べていたようです。

実は私は小学生の時から環境問題に興味があったようで、その一環でスローガンを
作ったり、自由研究をやったりしてたようです。それは、第二次オイルショック
(イラン革命を契機に発生)の時代と重なったことも大きかったと思います。

当時の『省エネ』ブームに乗って、我が家でも電気の消し忘れなどは徹底して
気を付けていました。学校の先生にも、20世紀末には石油が枯渇するので
お前たちが大人になる頃は自動車は存在しなくなる、などど脅されていたので(笑)、
このままでは地球がヤバイと子どもなりに考えていたと思います。
特に、自動車が無くなったらアスファルトで舗装された道路は何に使われるのだろう?
と考えてたのを覚えています。
また、その先生は、当時冷戦真っただ中だっただけに、こんな話もしてました。

   ソ連から発射された核ミサイルは、アメリカに届くまでには20分くらい
   かかるが、日本だと数分で着弾するぞ。

いかにしてその数分で逃げるか。これも相当悩んでたと思います(笑)
そういや『ザ・デイ・アフター』TVで観た時は衝撃でしたね。
絶対長生き出来ないと思ってました。

で、そんな時代に出会ったマンガがありました。
愛と友情のサバイバルSF超大作『漂流教室』です。

   

描いたのは私の尊敬する漫画家の一人、楳図かずお先生であります。

既に連載が終了してから結構経っていたと思いますが、クラスの女子がたまたまその単行本
を持ち込み、あっと言う間にクラス中の人間が読みつくしたという凄いマンガでした。
(ホラーものの多い楳図作品はもともと女子に人気があった 笑)

上記の他にも、授業中にスモッグ警報が出され校庭に出ていたものは校舎内へ、
また窓は全て締切りへなどと何度もそういうことがあっただけに、
この作品にはなにか『リアル』なものを感じ取っていたのかも知れませんね。

で、『漂流教室』の内容はといいますと、『大和小学校』がある日突然轟音と共に、
教師や子どもを連れたまま未来へとタイムスリップしてしまうというもの。
しかもその未来というのが凄くて、手塚治虫が描くようなロボットやコンピュータに
管理され、チリ一つ落ちていない近代化された未来ではなく、ど~みても核戦争か
環境破壊が極限にまで進んだようにしか見えない未来なんです。
学校以外はほぼ全て何にもない砂漠という感じ。

この未来像がまず衝撃でした。
自分が生きている時代に核戦争が起こり、人々が死に絶えてしまうという怖い幻想が
そこに提示されているようで、本当に怖かった。

学校だけ無事にタイムスリップしてしまうという辺りは荒唐無稽な話なのですが、
中心人物の高松翔より一つ下の当時5年生だった私は、とにかく彼の一挙手一投足に
自分を重ね、自分だったらど~するだろうと思いながら読んでいました。

そもそも冒頭のシーンで翔が母親とケンカするのですが、この出来事があったために
却って母子の絆を深め、もう二度と同じ時を共に過ごせないにもかかわらず、母の子
に対する愛情が壮絶で、読んでてウルウルする場面が多かったです。

   漂流教室.jpg

また、大人は全体的に悪役視されてて、教師らは物語の最初の方でほとんど『処理』
されちゃってます。ほぼ唯一最後の方まで生き残る『パン屋のおじさん』関谷がとん
でもないヤツで、大人の卑怯さには本当にムカツキましたね~

   漂流教室2.jpg
   ↑一応関谷さまご乱心の様子ね

で、学校の周りは全部不毛の砂漠ですから、当然彼らが生きるために必要なものは何一つ
残されていないんですね。このため子どもたちが結束してサバイバル生活へと突入してい
くわけですが、そこは楳図先生です。そう簡単にはいかせてくれません(笑)

・・・というわけで、また熱くなってきちゃったので続きます(笑)


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Last updated  2007.08.04 04:37:24
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