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2007.10.07
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昨日、新刊チェックをしていた時のことです。

ある一人の作家さんに目が留まりました。

   華恵

どこかで聞いたような・・・
詳しく見てみました。
そしたら下の新刊が10月10日発売予定とありました。

   華恵 『ひとりの時間 My Mid-teen Report』 筑摩書房

   

著者の華恵さんは現在、筑摩書房『Webちくま』にて、
エッセイ『こんにちは、華恵です』を連載している作家兼モデルさんです。

で、これが16歳の女の子なのですよ。
今や十代の芥川賞作家も珍しくない時代ですから、あまり驚きはしませんでしたが、
よくよく調べてみたら、既に小学生の時に本を出していたというのが分かり、
ちとビビリました。
1991年にアメリカで生まれ、6歳から日本で生活をしているそうです。

小学6年生の時に、読売新聞社主催の『全国小・中学校作文コンクール』で
文部科学大臣賞を受賞していたそうです。
その後デビュー作として小学生らしい視点で綴ったエッセイがこの『小学生日記』でした。

   『小学生日記』 hanae*著

   

そういや当時はちょっと売れていましたね。ただ、内容は知らないままでしたが・・・


で、試しに『こんにちは、華恵です』を読んでみたのですが、
なかなか良いではないですか。私なんかよりも全然上手いし。(当たり前です! 笑)

十代の子の等身大の目線で語られる文章は私にとってとても新鮮でした。
今時の子どもでも、こういう文章を書けるのだなあと大いに感心した次第です。


・・・実は、ちょうどこんなことを考えていたんです。
最近地元の新聞で読んだのですが、どうやら我がとちぎ県は、公立学校での『イジメ』
発生件数が7年連続で全国ワースト1になってしまったとのことです。

   7年連続!! ワースト1位!! ヤバ過ぎでしょう、これは。

(ま、私学は入っていないし、あくまで認知された件数でのことなのでしょうが・・・)


なので、少しでも地元の本屋として何か役に立てることはないのかと考えていたんです。

現在多くの学校で『朝の読書』を実施していると思うのですが、
読書を通じて心豊かになれれば良いなあと思ったのですね。
イジメなんかしない、人の痛みが分かる人間になって欲しい。

凶悪な少年犯罪が起こると、必ずと言って良いほどに残酷な描写のある本や映画が
槍玉に挙がることと思います。
曰く、そういうものが少年犯罪に影響を及ぼしているのだと。
では、もしそうであるならば、こういうことも言えるのではないでしょうか。
心を豊かにする作品に触れることによって、良い影響を与えることも可能なのではないか。

で、ようやく本題です。

そういったわけで、子どもたちに読んでもらいたい良い本を選ぶことは出来ないかと
思ったわけです。『選ぶ』なんて、ちょっと『偉ぶ』った言い方かもしれませんが(笑)

自分が読んで良かったと思う本や、おすすめ出来るような本が何かあるのではないで
しょうかね。何週間かかるか、本をどれくらい選ぶのか、今の段階では全く分かりません。
(行き当たりばったりのB型なので 笑)
でも、時間がかかっても良いので、少しづつセレクトしてみたいです。

そ・こ・で・・・

おこがましくも、ここに来て頂いてる皆様のお知恵もお借りしたいなあ、
なあんて思っているのでありますよ。

とりあえずの目標というか、縛りはですね、ズバリこれだけです!!

   子どもに読んでもらいたい本

『読ませたい』とするとなんか偉そうなので(笑)

実際、朝の読書の場合、以下の4項目のみらしいです。

   みんなでやる 毎日やる 好きな本でよい ただ読むだけ


一人でも多くの方の意見を聴ければと思っております~
もちろんどんなジャンルでもOKですし、子どもだからといって『子ども向け』である
必要はないと思います。(当時自分が読んでた本を思い出せば分かるハズ!? 笑)

そして選んだ本は少しづつここに載せていければ良いなと思ってますので~
ぜひともよろしくお願い致します!


・・・で、とりあえずですね、私のおすすめはまずコレですかね~

                   『14歳の本棚』シリーズ

             


いかにも『中学生向き』で却って敬遠されそうでアレですが(笑)
いえいえ大人も読めちゃう傑作青春小説のアンソロジーです。

ちょっと優等生的な回答でしたかね(笑)
次、また考えて来ま~す!



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Last updated  2007.10.07 05:10:42
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