だって好きなんですもの

昨日は会議でした。

新年一発目。
１２月は割とイイ成績だったので良かったのですが、（その分忙しかった・・・）
はてさて今年はどうなることやら。

会議は無事に終えたものの、夜になってからちょっとショックな出来事がありました。
版元の草思社さんが、民事再生法申請とのニュースが入りました。

草思社さんといえば、あの『声に出して読みたい日本語』で大ヒットをかました版元さん。
『平気でうそをつく人たち』や『栃木リンチ殺人事件』なども沢山売った印象があります。

　　　　　　　　　　　　　　

以前、一度だけ草思社さんを訪問したことがあります。
雑誌には手を出さず、書籍一本でやっている凄い版元さんだなあという印象を受けました。
ロングで売れ続けるような本が多く、私の好きな版元さんでもあって、
良く仕入れをしていました。
なので、まさかそんなに厳しい状態だったなんて。
３月頃には再生予定との報道でしたが、なんとか持ち直して欲しいです。

最近は版元さんの厳しい話を多く聞きます。
つい数日前には自費出版大手の新風舎が同じく民事再生法申請となり、
先月ではＰＣ書のエクスメディア、工学書の山海堂が倒産したばかり。
特にエクスメディアは倒産直前に営業部隊が各書店から大量の『注文』を取り、
商品を送るだけ送って潰れるという酷いものでした。
ええ、ウチでも凄い量の『ショタレ』が発生しました（涙）

版元が倒産すると酷いもんです。
それまで返品が出来た本も、委託期間内（３ヶ月）のもの以外は
まず返品が出来なくなります。
その返品不能品を業界では『ショタレ』といいます。
重い荷物を背負いすぎて倒れてしまうことから、背負い倒れ。転じてショタレ。
当然書店がババを引くことになるんですよね。
このまま売れなければ返品することも出来ず、棚を占領するだけの存在になってしまう。
棚から外しても置いておく場所なんかないし・・・

まさに本を取り巻く環境が激変している時代なんだなあと率直に思います。
版元さんに限らず、書店さんの廃業も多いです。
どうやって生き残っていくのか？　が今後も重要な課題となっていきますね。

１１日には取次さんの新年会に出席するので、また東京出張です。
業界としての取り組み、しっかりと聞いてきたいです。




で、そんな話はありましたが、昨日は会議を終えた開放感から、
同僚とヤケ食い（？）に行ってました（笑）

去年食べに行った時、もうお腹いっぱいでマジ動けなくなった例のラーメン屋。
再チャレンジつうわけで（笑）

から揚げ定食＋ミニラーメンで８８０円。安い！　しかもから揚げがデカい！
宇都宮大学の近くなので学生さん向けなのかも。

　　　　　　　　

一応今度はちゃんと写真を撮っておきました。分かるかな～このデカさ。
巨大から揚げが４個っす。

　　　　　　　　

でも、一応完食しました。今回もお腹いっぱい。食べ過ぎです（笑）
学生さんなら平気でしょうが、さすがにこの歳だと堪えますね。
食べてから半日以上経過してますが、未だに何も口に出来ません～
苦しくて眠れにゃい（笑）