|
カテゴリ:映画関連
92歳だったそうです。 で、改めて過去の作品を調べてみましたが、いやあ凄い数ですね。 質量共に充実してます。 私はほんの一部の作品しか触れていなかったことに気付きました。 私は石坂浩二主演の『金田一耕助シリーズ』が大好きです。 構図、疾走感、映像美、いずれも超お気に入り。 どろどろした日本の旧社会の雰囲気も良く映像化されていたと思います。 (こうして並べてみるとちょっと怖いですが) 他には『ビルマの竪琴』、『東京オリンピック』なども良かった。 自身が撮った映画を、数十年後に自身でリメイクする、というのも凄いと思いました。 『ビルマの竪琴』に『犬神家の一族』。 オリンピックが再び東京にやってくるなら、 『東京オリンピック』もまた撮ってもらいたかった。 私の好きな映画のラストシーンの一つが『東京オリンピック』です。 1964年(昭和39年)、アジアで初めてのオリンピック。 『蛍の光』の大合唱の下、去りゆく選手たちに対して観客が振る真っ白なハンカチの波は、 人種、国籍、宗教の垣根を越えて健闘を称えあうという素晴らしいシーンでした。 それは、監督がこの映画を後世の我々にも良く分かるよう 細部まで目を行き届かせてカメラをまわしてくれたからでしょう。 上の画像は東京オリンピック閉会式の際に電光掲示板に映し出されたものです。 訃報を聞いて、なんとなく頭に浮かんだのがこのシーンでした。 感動をありがとう。 そして、『SAYONARA』・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画関連] カテゴリの最新記事
|