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2008.05.15
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カテゴリ:
私が創刊以来地道に定期購読している雑誌です。

   『クーリエ・ジャポン6月号』 講談社

   

世界のニュースが安価に読めるコンセプトが好き。
毎回掲載される『世界が見たNIPPON』もお気に入りです。

さて、今回は『米『最高峰』のジャーナリズム2008ピュリツァー賞を読む』と
題した記事に目が留まりました。
今年の4月に発表されたピュリツァー賞について紹介されています。

イラクやアフガンで負傷した米兵が、帰国後劣悪な環境の陸軍病院に入れられている
というワシントン・ポストの記事や、パナマで100人以上の死者を出した中国産の
偽の有毒風邪シロップを追ったニューヨーク・タイムズの記事など。

それぞれジャーナリズムの真髄を感じる内容で興味深かった。
これらジャーナリストたちの地道な努力のお陰で、
いながらにして様々な問題を知ることが出来るのかと思うと、本当に頭が下がります。

尤も、『言論の自由』が保障されている限りではあるのでしょうが・・・


話は変わりますが、最近店頭で良く聞かれる本にこんなのがあります。

   『蟹工船』 小林多喜二著 新潮社

   

最近の古典ブームだからなのかは分かりませんが、とにかく急に売れ出した。

私は中学時代、文学史の時間に、プロレタリア文学の代表作としてこの本を知りました。
しかし、長い間読んでいませんでした。
実際に内容を知ったのは、ソ連崩壊後のことでした。

昭和のはじめ、遥か北の海、カムサツカ(カムチャッカ)の海で
カニ漁に明け暮れる漁夫たち。
一銭五厘と言われた兵隊よりも、その命は軽く扱われた。
あまりに酷い環境に、漁夫たちは団結しストライキに踏み切りますが・・・

そのリアルな描写に震えた記憶があります。
これはある意味当時のジャーナリズムでもあったのではないかと。

しかし、当時は言論封殺が横行。著者の小林多喜二は、
『蟹工船』で描かれていたような激しい拷問の末、獄中死してしまうことに。


今回のピュリツァー賞、速報写真部門受賞者の写真は、
昨年9月のミャンマー民主化デモの際に射殺されたジャーナリスト、
長井健司さんの最後の姿を捉えたものでした。

真実を訴えるのは、時に命がけなのですね・・・






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Last updated  2008.05.15 20:26:13
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