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カテゴリ:本
6月に入っても、『五月病』って言うんですかね??
未だに新人くんの調子がおかしいんです。 休みが多いし出社しても元気がない・・・ 久しぶりの新卒採用なので、放ってはおけないんすよね。 まあ、入って初めて知った『現実』を前に自信がぐらついているのは良く分かるんすよ。 どんなに学校の成績が良くても、ここじゃあ何の役にも立たんもんね。 とにかく自分を変えられるか否かが重要なのね。 順応出来ないと、正直辛いと思う・・・ 私も昔はそうでした。 大学入学までは一応順風満帆だったのね。 まさにザセツを知らない若者の典型。 でも、20歳を前にして、 このまま世間知らずのままで行っちゃってよろしいのでしょうか?? という疑問を生じてしまったわけですよ。 同じような考え方しかしない(出来ない)連中ばかりが 周りを埋め尽くしている状況に耐えられなかったというのもあるかも。 それからというもの、悩んだ悩んだ。 授業もロクに受けず、ひたすら本ばかり読んでた。 で、20歳の私が出した結論。 とにかくまずは自分を変えないとダメだなと。 それまでは、どちらかというと内向的で、人と接するのが億劫な感じでした。 将来何がしかの仕事に就くだろうが、接客業は絶対にパスだと思ってました。 でも、いざ自分を変えるのって、すっごくパワーがいるんすよね。 やってみて初めて分かった20歳の夏。 それからというもの、自分で自分を完全否定。 必死でしがみついていた『何か』を次々捨ててくの。 でも、これが結構気持ち良かったリしましたが(笑) ただ、否定しすぎて大学まで辞めてもうたのですがね・・・ ええい! ままよ! こ~なったら徹底的にいくわよっ!! とは言いませんでしたが、いやあ、ただれた生活してましたね。 朝から晩までパチンコとか、一週間家に帰らないとか、 ガテン系バイトばかりやって自分を痛めつけたりとか・・・ でも、そのお陰で、自分の殻を打ち破ることが出来た気がしますね。 大学辞めたら選ぶ職種の範囲が却って広がったというのも不思議な気がした(笑) もはや怖いものなし。 『憑き物』も落ちたのでしょうな。 自分から積極的に人に話しかけることが出来るようになり、 他人にも関心が持てるようになった。 これは凄い進化だなと感じましたよ。 やっぱ、色んな種類の人間に揉まれることって、 とても大切なことだなと思うんですよね。うんうん。 で、新人くんも、そ~いう経験が必要なのではないかなと。 学校では規格の統一された(均一化された)人間ばかりだったかも知れない。 自分を肯定してくれる人間ばかりだったかも知れない。 自ら道化を演じる必要は微塵もなかったかも知れない。 でも、社会って、学校じゃあないんだよね。 これって怖いことだけど、本当なんだよね。 まあ、とりあえず欠勤だけはするなよな! オリンピックは参加することに意義がある。 会社は出社することに意義があるのだ(笑) ま、私はこの本が気になったので読んでおきますがね・・・ 『頭痛のタネは新入社員』 前川孝雄著 新潮社 でも、新人くんはこんなの読んでたりして(笑) 『『バカ上司』その傾向と対策』 古川裕倫著 集英社 ま、最近この手の本が売れていますが、 ウチもヨソのこと言えたもんじゃあありません。 相変わらず人の出入りが激しい激しい。 だから休めんのよね(笑) ま、人が不足してくると、まずこ~なる。 で、結局こ~なっちゃう(涙) 3年。 3年我慢出来れば、この仕事が面白いというのが分かると思うのですがね・・・ えっ?? そう思ってるのは私だけだって・・・!? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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