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テーマ:最近買った 本・雑誌(6923)
カテゴリ:本
今日はお休み。溜まった疲れを癒すと共に、溜まった本を消化中。
『BRUTUS』の次はコレです。 『クーリエ・ジャポン 7月号』 講談社 公式HP 今号も世界中から集めた様々な『ネタ』が興味深いものでしたが、 中でも気になったのが、『村上隆 NYを熱狂させた夜』という記事と、 『13億人のチャイナドリーム』と題した中国に関する記事群。 世界が今の中国をどう見ているのか、ということを少し垣間見れました。 オリンピックが開催されるということは、世界中で報道量が激増するということ。 外国人の出入りも滅茶苦茶活発になりますよね。 中国国内の情報が飛躍的に世界へ発信されてくわけですから、 いよいよ中国も『もう戻れない位置』に立っているのかなと思ったり。 独裁国家がオリンピックを開催すると、必ずと言ってよいほど 数年から十数年後には破たんするというジンクスがありますね。 1936年ベルリンオリンピックを開催したナチスドイツは1945年に崩壊。 1940年の東京オリンピックは幻に終わりましたが、大日本帝国も1945年に崩壊。 1980年モスクワオリンピックをなんとか開催したソビエト連邦も1991年に 解体してますね。 世界が開催国について知ると共に、 開催国の国民が(今回は人民ですが)世界を知る契機にもなる。 オリンピックとは、げに恐ろしいものであると思うのですよ(半ば冗談です 笑) ま、飛ぶ鳥を落とす勢いの今の中国がすぐに破たんすることはないでしょうが。 で、今号もなかなか面白かったのですが、 私的にはやっぱですね、まずこの目を惹くジャケがいいっすね。 中国のプロパガンダポスター。 実はこ~いうのが割と好きで、私の秘密基地にはこんな本もあるんです(笑) 『チャイニーズ・プロパガンダ・ポスター』 タッシェン刊 とにかくデカイ! 重い! 熱烈! 強烈! 極彩色! 延々と数百枚の中国のプロパガンダポスターが続きます。 色も内容も真っ赤っかで目がチカチカしますが(笑)、 不思議な魅力のあるポスター集なんすよね。部屋で飾ってます。 ↑『クーリエ・ジャポン』の表紙はコレっすね。『中国共産党万歳』(1964年) ↑『ジョニーよ銃をとれ』ならぬ、『女性よ銃をとれ』なのか。 ↑主役はもちろんマオさんです。 ↑『我々は平和を愛す』(1955年) 絵はどれもなかなか力強くてキレイなんすよ~ ま、ぜひともオリンピックでは、本場の『熱烈歓迎』ぶりを発揮してもらいたいですね! 蛇足・・・ この雑誌の最後の方で、オリバー・ストーン監督がブッシュ大統領を主人公にした 『W』という映画を撮影中との情報がありました。 『ブッシュが、いかにしてアル中の能なしから、世界の権力の頂点に登りつめたかを 描きます』 ストーン監督はこんなことを言ってるらしい。 今年10月より全米公開だそうです。私的には凄く気になる作品でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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