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テーマ:お勧めの本(7282)
カテゴリ:本
先日、取引先のS課長から紹介された本です。
『イニシエーション・ラブ』 乾くるみ著 文藝春秋 ![]() 『一度読んだら、絶対二度読まないといられない作品なんですよ!』 あなたはそうおっしゃいましたね。 ・・・で、早速読んでみました。 なんですかこれは!! 確かに二度読みたくなる、っつ~か、読まずにいられにゃいです(笑) もともと、何か仕掛けがあるのだろうな~と思いながら読んではいたのですよ。 ・・・が、しかし!! あまりに普通の恋愛小説ぽくって、まだか、まだかと思ってるうちにラストまで行ってしまってました。 ホンダシティとかテレフォンカードとかクイズダービーとかファミコンとかカセットテープとか、 やたら80年代を連想させるワードが登場してくるので、思わず自分の若かりし頃を思い出し、 『君は1000%』とか『君だけに』とか『ルビーの指環』とか各章に付けられた タイトルを見てお気に入りの曲をせっせとカセットテープにダビングしてた頃も思い出し、 ああ、なんか、自分にもこんな甘酸っぱい頃があったらな~などと思いながら読んでました。 上海紅鯨団の放送が終了し、ねるとん紅鯨団が始まる、ちょうどその頃の時代設定ですかね。 当時、男子高で彼女イナイ歴=年齢だった私。それなりに興味だけはあったんですけどね(笑) いや、脱線脱線。 で、本の方はそのまますらすらっと終わってしまうかに見えましたが、読み終えてびっくり。 まさかまさかのだ~いど~んで~んがえしっ!! なぜか、最後まで読んで脳裏に浮かんだのはねるとんのタカさんのアップ顔でした(笑) いやはやボーゼン自失。涙出ちゃったよ(笑) これ以上は敢えて書きませんが、 最後に解説が付いているのでそれが何なのかは読み終えれば分かるという安心設計。 私は今回も見事にやられてしまいました。参りました。 いやあ、読書って、ホント~にいいもんですね~ 教えてくれたS課長、ありがとうございました!! この本はマジおすすめです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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