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カテゴリ:世界が見たニッポン
我々日本人は、世界でどう笑われているのか??
最近発売されたベストセラーの続編です。 第一弾のインパクトほどはありませんでしたが、まあ今回も面白かったですね。 『続・世界の日本人ジョーク集』 早坂隆著 中央公論新社 エスニックジョークから世界の中のニッポンを考察するシリーズ第二弾。 世界のジョークの中に出てくる日本像と、現実の社会現象をリンクさせて解説いています。 これが相変わらず面白くて興味深いものでした。 ここ数年で『COOL JAPAN』という文字もそう珍しくなくなった感があります。 一昔前と違って、ハイテク、金持ちというイメージを保持しつつも、 『ANIME』や『MANGA』に代表される『OTAKU』文化を筆頭に、 ジャパニーズ・カルチャーが世界を席巻しているという感じがします。 これらは今後もますます重要な輸出品になっていくことでしょう。 もちろん『KAROSHI』(過労死)や『KAIZEN』(改善)など、 モーレツに働く人々というイメージもしっかり残っているようです。 まあ、そのうち『HIKIKOMORI』なんかもメジャーな言葉になるのかも知れませんが・・・ 例えばジョークはこんな感じ。 【ゾウの本】 各国の人々が、ゾウをテーマに本を書いた。 題名はそれぞれ以下のようなものだった。 フランス・・・『1000種類のゾウ料理レシピ』 アメリカ・・・『ゾウを大きく強くする方法』 日本・・・『ゾウを小さく賢くする方法』 ドイツ・・・『ゾウについての短い序章 1~20』 フィンランド・・・『ゾウはフィンランド人のことをどう思っているか?』 スウェーデン・・・『ゾウを使ってできる節税の仕方』 アイスランド・・・『ゾウの解凍方法』 【日伊の違い】 その一 問い・なぜ日本のオフィスでは、静かにしなければならないのか? 答え・みんなが仕事に集中し、没頭しているから。 問い・なぜイタリアのオフィスでは、静かにしなければならないのか? 答え・みんな寝ているから。 【日伊の違い】 その二 ケース1・・・日本人が仕事をしている夢を見た。 彼は夢の中で考えた仕事のプランを、翌日の仕事に活かした。 ケース2・・・イタリア人が仕事をしている夢を見た。 起きてみると、彼は本当にオフィスにいた。 イタリア人って本当にイジられキャラなんですね(笑) でも昼休みが長いのは羨ましいぞ・・・ 【欠席】 結婚式に出席できない旨を、新郎新婦に対して、どのような言葉で伝えるか。 フランス人・・・私がいなくても、二人の愛は永遠です。 日本人・・・仕事で行けず、本当に申し訳ございません。 『ハラキリ』する覚悟です。 中国人・・・式の翌日には顔を出すので、食事はとっておいてください。 アメリカ人・・・本当にゴメンね。この次の時には必ず出席するので、また呼んでね。 各国の特徴を良く捉えておりますね(笑) ま、ステレオタイプは日本人だけではないですね。 各国人とも勝手にイメージ付けをされてしまってます。 特にポーランドやイタリアの扱いがひどい。 少なくとも日本は昔とは違った見方で登場するようになってきているようですね。 どちらかというと良いイメージで語られることが多いようなので、 そういうイメージを大切にしてこれからに活かして欲しいなと思いますね。 ちなみに第一弾『世界の日本人ジョーク集』について書いた記事はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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