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カテゴリ:本
思わず表紙に惹かれて買ってしまった~
今号の特集は『ムーミンを生んだ芸術家 トーヴェ・ヤンソンのすべて』。 芸術新潮 HP どうやらムーミン展と連動した企画のようです。 そういや絵本とキャラクターの雑誌『月刊MOE』もムーミン特集なのね。 約100ページにわたって、ムーミンとトーヴェ・ヤンソンの記事が掲載されています。 写真だと分かりずらいですが、大判の雑誌なので、ムーミンの絵が迫力があっていいです。 私は『ねえムーミン こっち向いて♪』のTVで親しんだクチなのですが、絵の方もいいですね。 改めて見ると、ムーミン本を探しにみえる方が度々いらっしゃるのが良く分かります。 癒されるキャラクターに詩的な文章がなかなか良いのですね。 ムーミン谷の地図もあって面白い。 最初の頃は政治風刺画なんて描いてたんですね。 ↑は大戦中の1944年に発表されたもので、ドイツ軍がフィンランド北部ラップランド から撤退した際の略奪行為をヒトラーに似せて描いたもの。 ほとんど分からないと思いますが、右下『M』の文字のところにムーミンの原型がいたりして。 そもそも、今なぜムーミン?なのかと思って調べたら、 今年は日本とフィンランドの修好90周年にあたるのだそうです。 ロシアを挟んで隣国同士(?)の日本とフィンランド。 こういうところからでも友好の輪が広がればいいな。 ただ、トーヴェ・ヤンソンはスウェーデン系フィンランド人の父と スウェーデン人の母との間に生まれたので、 フィンランド内ではスウェーデン語を話す少数派。 ムーミンも最初はスウェーデン語で書かれたものだったというのは、 この雑誌を読んでさっき知りました。 1500円とチトお高い雑誌ですが、さすがに内容のクオリティは高いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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