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2010.09.26
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カテゴリ:カテゴリ未分類
中国と日本の問題。

今のところ私個人としての被害といえば、滅多に見ない街宣車が家の前を大音量で疾走し、

うるさくて寝ていられないという程度のものですが、(曲はなぜか『雪の進軍』)

今後の推移が非常に気になるところです。


船長の釈放が金曜日だったため、ニュース番組の少ない週末にぶち当たり、

テレビをつけていても十分な情報が得られないのが歯がゆい。

これって特番組むくらいのことだと思うんだけどな。


素人考えですが現段階での感想というか疑問点をいくつか。

●中国人船長はたった独りでずっと拘束され続けていたにも拘わらず最後まで容疑を

 認めなかったとのこと。良く訓練された人のような気がするがいかに。

 一方、フジタの社員4人が拘束されていますが、日本人は彼ほど毅然としていられる

 のだろうか?

●中国船が海保巡視船に衝突したビデオがあるとのことだがいつ公開してくれるのだろう。

 少なくとも世界に対して日本の主張を客観的に提示出来ると思うのですが。

 中国船は帰国してから船腹に大きな傷を捏造して、あたかも日本側が衝突したかの

 ような印象操作をしているらしいので早くした方が良いような気がする。

●中国の国内に対日強硬派が存在し、それを抑えるために中国は止むを得ず日本に対して

 厳しく出ているとの見方があるが、日本が中国に対して譲歩すればするほど中国の

 民主化が遠のき、強硬派ではない人たちや国内に抱える被抑圧民族の方々が不幸に

 なっていくのではないか。中国人民の人権はどうでもいいのでしょうか。

●ロシアや韓国とも領土の問題がある日本。こちらは今後どうするのか?

 中国は沖ノ鳥島も『島』ではなく『岩』だと主張している点も見逃せない。

●東シナ海では中国の拡大にベトナム・台湾・フィリピンが既にやられている。

 これら諸国と共闘どころか信頼を失ったのではないか。この海域が完全に

 中国の支配下になった場合、今回のような事件が起こるたびに海域を封鎖され、

 臨検・拿捕が発生したらどうなるか。当然商船は遠回りのルートを通るだろうから、

 その分コストが跳ね上がり、日本人は高い商品を買わされるハメになるのでは。

 商船の保険料自体高騰するだろうから、そのツケも回ってくるでしょう。

●日本の国連常任理事国入りはさらに遠のくのではないか。

 アジアで中国独り勝ちという状況は世界的に見ても不安だと思うのですが。

●『富国強軍』を旗印に軍拡に邁進する中国。このまま放置すれば近隣諸国の軍拡にも

 繋がるのは必定。いいのでしょうか? 


正直、早く平和的な方法で解決して欲しい。

中国は中々折れないでしょうから、(折れたら国内で暴動=第二の天安門事件か?)

各国へきちんと説明して理解と協力を求めてはいかがでしょう。

国際的な世論を味方にすることが肝要かと。




かつてトウ小平はこう言いました。

『白猫だろうが黒猫だろうが鼠を捕るのが良い猫だ』


どんな手段を使っても領土を獲得するのが良いことだ、

などと中国側で解釈されていないことを願います。



それにしても一番怖いのは次に同様の事件が発生すること。

海保の方々は大丈夫でしょうか?



追記。

そうそう、中国が求めている『謝罪と賠償』。

日本政府はこれに応じないでしょうが、その裏で、

後になってからこっそり『ナントカ資金援助』とか『ナントカ協力金』などという

名目で税金を注ぎ込みかねないので注意が必要かも。






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Last updated  2010.09.26 13:23:25
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