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これまたいい。相変わらず甘い。
「~~ この感じを覚えておこう、と僕は思った。 何ひとつ足りないもののない、完璧な午後。満たし、満たされ、少し退屈で、でも何もしたくない、しなくていい、___そんな幸せな午後のことを、大事に覚えておこう。ごくふつうの平凡な幸せってものが、じつはふつうでもへいぼんでもない、こんな奇跡的なバランスの上にだけ成り立つものなんだってことを忘れないでいるために。いつかこの先、幸せってものがどんなふうだったか忘れそうになってしまった時にも、ちゃんと思い出して確かめられるように。~~」 なんともいいではないか。ねぇ。これだけではよく分からないだろうけど、通して読んでいるとここでなんか嬉しくなってくる。そのへんやっぱ小説だなあなどと思うのだが、やはりいい。癒される。傷ついた心に癒しを与えてくれる。いやあなんともいい。傷ついてるようには見えない?いいんだよべつに。いろいろあることにしとけ。 国語のプレゼンもなんとか終わったし、ゆっくり(けしてゆっくりなんか読まないけど)本が読めます。村山由佳の小説は真情の変化がよく読み取れて、どんどん引き込まれるエネルギーを持っています。もっといろいろ読もう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年11月27日 22時11分28秒
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