マジック「TRILOGY トリロジー」
ブライアン・キャスウェルによる、トリロジー(直訳:三部作)カード・マジックの予言の数当てです。Mr.マリック氏との対決で、ふじいあきら氏が最後に演じたので知っている方も多いかと思います。ふじいあきら氏は、製品内容をそのまま演じたのではなくMr.マリック氏1人に対してのアレンジしたものになっていました。★現象★演者は3人のお客に対し、まず1組のトランプの裏面にランダムに1~52の番号が書いてあることを説明します。そして、先の二人のお客に対しては、これから選ぶだろうカードのマークと数字を指定(予言)します。その予言後に、最初の一人目のお客に1~26の間で好きな数字を、次ぎの二人目のお客様には27~52の間で好きな数字を言ってもらいます。(つまり、その番号の書いたカードのフェイスを演者が予言する)そして、最後の三人目のお客には、今度は演者が裏面の番号を指定した後、お客に好きな絵柄と数字を言って貰います。演者はポケットからカードを取り出し、お客が言った番号が裏に書いてあるカードを探していきますが、予言通りにカードが出てきます。今度は、最後の3人目のお客が言ったフェィスのカードのを探しますと、演者の言った数字が裏に書いてあります。一度に3つの予言を行いますので、現象的にかなり不思議です。泣き所は、何度も出来ないというより、1度しかできません。また、カードは特殊カードですので、バイスクルで自作する訳にはいきません。テクニックは全く必要ないので、取り囲まれての演技も問題ないのですが、客に渡してのカードの改めは無理です。しかし、擬似的に演者がカードを改めるように見せることは可能ですので、細工があるような疑いは無いでしょう。参考:トリロジー/TRILOGY7,800円 手品屋8,000円 フェザータッチMAGIC7,800円 GIN JAPANTrilogy Streamlined5,000円 手品屋※通常のトリロジーとの相違点は、初めから最後までデックをテーブル上に置いておけるという点ですが、お客に言っていただく数字に制約があります。