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2024年09月29日
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カテゴリ:旅・イベント

前回、塩尻を中心に旅行を企画した際、宿泊に悩んで、最終的に決定したのは上諏訪駅近くのビジネスホテル。塩尻市は駅周辺にそれほど宿泊施設が多くはなく、かつ、温泉地でもないため、旅行気分を味わいたいと思うと、諏訪湖周辺がいいかな……っと。

横浜市内から八王子乗換で中央本線を使い、塩尻に。

往復乗車券を買えば、横浜駅-塩尻駅間は片道219.1キロで、さらに往復なので、400キロ以上はあるし、乗車券の有効期間が一日ってことはないだろう……と、思ったのに、買ったきっぷは有効期間は利用当日限り。
なんでかなーっと思ったものの、結局、その日限りしか使えないんなら、ま、いいやっと思って、復路が塩尻-下諏訪(ここで一泊)-横浜市内 で、途中下車っぽくなるものの、塩尻-下諏訪間は別料金(Suica)で移動したのでした。

ちなみに、その際、乗車券が申し込んだ最寄り駅ではなく、「横浜市内」になっていたのも、なんでかなーとは思ったけど、特に気にしてなかったりもしたんでした。

このように、ちょっとばかし営業距離を気にするようになったのは、「大人の休日倶楽部」の割引が、201キロ以上に適用されるから。時折行く山梨あたりだと、駅によっては片道100キロを超えないので、割引を使うには工夫が必要だからなのです。
場所によっては、目的地の先の駅まできっぷを購入し、途中下車(前途無効)で目的地に向かうほうが、割引を使えて安くなります。

疑問を残したまま、このたび、またもや塩尻に行く予定ができたのですが、せっかく中央本線沿線に行くのであれば、途中で山梨にも立ち寄りたいなと計画を立てることになりました。
中央本線を山梨県内で途中下車して、ぶどうまつり行ったり、ワイナリーに立ち寄ったりして、先へ、先へと進んで塩尻まで行けるはずっと思ったものの、前回、購入したきっぷが一日限りだったことが気がかりです。

単に、塩尻までの往復であれば、駅の券売機でも大人の休日倶楽部割引で乗車券が購入できるのですが、途中下車の旅を実現できるのか否か、このままでは難しいのであれば実現するのにはどうすれば良いのか、やっぱりプロの手を借りようと思って、町田のみどりの窓口に出掛けることにしました。

みどりの窓口が各地で閉鎖されたためか、町田のみどりの窓口は行くたびに50人以上待ち。待合室で待機途中に窓口以外の駅員さんが内容を聞きに来てくれて、券売機で対応できるものに対しては券売機に誘導してくれるため、実際の待機人数よりも少ない数で呼び出されるんですが、それでも待つことは待つ。

WEBサイト(ライン)で待機人数を教えてくれるので、待ち時間に買い物に出かけたのですが、上記の事項があるために、アラートで呼び出される前に戻っておきました。結局、ラインでお知らせがあったのは、きっぷ買った後だったんで、余裕を見て待合室に戻ることがおすすめかも?

相談の結果、横浜市内から塩尻の乗車券では途中下車はできない、ただし、塩尻の先の「北松本」までにすれば、途中下車は可能。料金は、距離が延びる分、若干アップするんですが、割引と途中下車のメリットを考えると、問題ないでしょう。(実際は、なぜ途中下車できないかの理由をこの時、ちゃんと聞いてませんでした…)

横浜-塩尻は、片道3740円。
横浜-北松本は、片道4070円。 
今、計算すると、窓口で聞いた差額と違う(って、ハッキリ金額覚えてなかったし)のですが、割引もあるし、もしかすると計算違うのかもしれないんですが、片道ずつ買うとすると、往路の途中下車のたびに細切れの乗車券が必要となり、すべて201キロ未満となるため「おと休(大人の休日倶楽部)」の割引が使えないので、割高になるのは必至です。おと休の割引は3割なんです。

ということで、横浜市内から北松本(往復)のきっぷを購入することになりました。

ただ、窓口では、「行き先を延長すれば途中下車可能」とは聞いたのですが、これが「松本」ではダメで「北松本」なのは、なぜなのかがわかりません。
きっぷを買って、スタバで休憩しながら調べてみたところ、

「松本までは大都市近郊区間のため、途中下車はできず、きっぷの有効期間も当日限り」ということがわかりました。ただし、これは「大都市近郊区間内のみをご利用になる場合」に適用されるので、松本の次の駅、北松本(大都市近郊区間外)までのきっぷにすれば、途中下車は可能で、有効期間も伸びます(実際には、6日間になってた)。そういえば、窓口でも「大都市近郊区間」という単語は聞いたような気もします。それだったのか!

また、きっぷの発駅が最寄り駅ではなく、「横浜市内」になっているのは、特定都区市内制度の適用になるためだということもわかりました。横浜市内の場合、中心駅である横浜駅から200キロを超える長距離に位置する駅との間のきっぷは、この制度の適用となり、横浜市内(一部、川崎市含む)の、どの駅でも乗降可能になります。

ちなみに、中央本線の場合、下諏訪駅がこの200キロ超の駅となります。塩尻はその先ですから、前回のきっぷが「横浜市内」だったのも納得できます。

今回のきっぷは、またその先の北松本駅ですから、当然、「横浜市内」です。

っと、謎は解決したのですが、これらの制度を使ってお得な旅を構築できるまでには、まだ、なりそうにありません。やっぱ、まだプロの手を借りなきゃダメかぁ。

ちなみに、大都市近郊区間を外れる長距離きっぷだと、町田や八王子でも途中下車できるみたいです。

諏訪シティホテル成田屋


BizHotel(ビズホテル)塩尻駅前






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最終更新日  2024年09月29日 16時07分14秒
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