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「いちばん大事なこと」養老孟司著
なぜ、自分とはなにかを探すような人が増えてしまったのか その理由が簡潔に書かれていました。 今日も備忘録。。 それは、都市型した生活にある。 都市の生活は、人間の思考から作られたもので その中で生活するのであれば、 「ああすれば、こうなる」 が成り立ちやすい。 【○時に駅に行けば電車が来る】 反対に田舎の生活は、自然相手のため、 「ああしても、こうなるとは限らない」 となる。 【春に種をまいても、秋に収穫できるとは限らない】 自分探しをするというのは、「自分」というものが 「さがせば、みつかる」 という都市型の思考となっているがゆゑ。 そもそも人生は田舎の生活と同じ。 人生の目的は「さがせば、みつかる」 という考え方そのものがオカシイ。 そうそう、人生の目的はあるかもしれないし、 ないかもしれない。それを、自分の頭で 考えても、そうなのかはわからない、ということですね。 下手な考え休むに似たりとはよく言ったものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
すでに何事も出来上がっていて、自分で創意工夫の場が少ないから、その「場」を求めてみんな「自分探し」に出かけるんですね。養老先生の本、まともに読んだ事無いのですが、面白そうです。(Chip)
(2005.03.22 11:16:51) |