|
カテゴリ:カテゴリ未分類
前回の話をふくらませて。。。。
八方美人タイプになってしまう原因のひとつに、幼少期の親との関係があげられるようだ。 親が子供に対して「無償の愛情」を示していたかどうか。 これがないと、家庭の外に出て友人関係を作りはじめるときに、相手に嫌われないように、仲間はずれにされないようにという意識で関係性を作るようなのだ。子供は生活のベースとなる家庭で、親からの愛情は限定的にしか得られない、と無意識のうちに感じ取るかららしいのだ。 「○○をやったらご褒美に△△をあげるね。」 「○○みたいなことやったら、おかあさん(おとうさん)ゆるさないからね。」 まわりを見回してみても、自分の記憶をたどっても「無償の愛情」よりも「条件付きの愛情」の方が思い出される。そのように相手に気を配りながらの生活をしていると、自分の気持ち・意志が見えなくなってくる。イジメをうけてもその相手からすら嫌われるのを恐れて、反論できない。ちょっと子供の力だけでは解決ができない状況に陥ってしまうかもしれない。 どうやら特に幼少期においては、安心して戻れる、何をしても戻れる、場所としての「無償の愛情」が必要であるらしい。 安心して帰れる「無償の愛情」というベースがあることを、実感できるかどうかは大切なことであると思う。なにもこれは子供だけに限らないと思う。大人になった人たちは、親や、他人にそれを望むのは実際困難なわけだから、自分で自分を受け入れる気持ちを持つということで、それをかなえるということになるのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.25 10:38:35
コメント(0) | コメントを書く |