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カテゴリ:雑談
今年は台場のホテル日航東京での開催でした。
yamaneは台場は初体験で、フジテレビを見て感動していました。 東京に出て6年目ですが、改めて東京に住んでるんだなーと(笑) アレルギー学会は春と秋の年二回の開催で春は臨床、秋は学術に分かれています。 今回は臨床と言うことで、お医者さんの臨床報告がメインでした。現場でどういった使われ方をしていて、問題点がどこにあるのか情報収集を行ってきました。 いろいろお話を聞いてきましたが、東京逓信病院皮膚科 江藤 隆史先生の報告で気になった点があったので少し。 未だ雑誌等でアトピービジネスが横行していることでした。脱ステロイドの影響がまだ残っているんですね。だいぶ下火になってきましたが、未だ発行部数の多い雑誌が垂れ流しているとのことで、アトピーは致死性の病気ではないため、食い物にされているとのことでした。 ただ、お医者さん側にも問題があって、お医者さん自身がステロイドの副作用を気にしているため、きちんとステロイドが使用できていないそうです。しっかりと勉強して欲しいですね。 また、患者さんの側も処方された薬剤を使わなかったり、自分で判断して少量しか使わないこともこの疾患が直りにくいことの一因ではないでしょうか。 お医者さんと患者さんの薬剤に対する信頼関係を気付くことが重要ではないでしょうか。 また、ジェネリックの問題。アトピーの患者さんに処方される外用剤は予め数種の薬剤を混ぜて出すことが多いのだそうですが、混ぜる軟膏の基材が合わないと分離して薬剤の吸収が悪くなったり、水が出て雑菌が増えるなどの問題があるそうです。同じ薬効成分が入っている軟膏でも、基材が異なることがあり、ジェネリックに代えて軟膏を調合すると問題が出てくる場合があるそうです。 毎年アレルギー学会に参加しているのですが、ここ数年、景品がしょぼくなってきました。新規薬剤の上市が少ないともあるのでしょうが、景気の良い頃は4色ボールペンが主流でしたが最近は2色ですね。7年ぐらい前は折りたたみ傘やトートバッグなんかも配っていましたが、今は見ないです。不景気の影響でしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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