|
テーマ:株式投資日記(20449)
カテゴリ:アセットアロケーション
先日書いた投資セミナーに行って来ましたの続きです。
第2部は、マネックス・ユニバーシティの内藤忍さんの司会で、セゾン投信 中野晴啓さんとバンガード・インベストメンツ・ジャパンの加藤隆さんのパネルディスカッション「今日から始めるパッシブ投資」でした。 ここで書くのはちょっとと言うような言葉も飛び出すようなとてもフランクなディスカッションでした。私も信者の一人なので.. 基本事項として、1.長期、2.分散、3.低コスト、4.インデックス、5.積立を軸に話が展開されていました。 話の中で、私は知らなかったのですがアメリカの投資信託の手数料の話も出ました。米国の投資信託の手数料平均は0.86%、バンガードは0.15%だそうです。ものすごく安いですね。ところがそんな安いバンガードの投信が日本に入ってくると0.5-1%になるそうです。第一部のマルキール教授の話では、高い手数料を払えば払うほど利益率が下がるそうなので、日本でも安い投信の設定を増やして欲しいですね。 アセットアロケーションの話も出ました。 最適な条件は?と言う質問に対して、 「客観的に最適なアロケーションの比率はない。結局自分で納得した物を作るしかない」とのことでした。 分散方法としては、実体経済(時価総額、GDP等々)と期待リターンを考えて組み入れる比率を決めるのがいいそうです。 この後お三方の実際の資産のアロケーションが公表されました(口頭での発表でしたので聞き漏らし、聞き間違い等もあると思います。ご容赦下さい)。 トップバッターの加藤さんはかなり具体的にお話されていました。その後他の二人がaboutに話されていたのを聞いて、そんな程度でいいんだと驚かれていました。きちんと詳細に調べてこられたようでした。実直な方のようですね。長期:短期:不動産がほぼ同じ比率だそうです。 中野さんは長期投信の94%を自社のセゾンバンガードで運用されているそうです。 内藤さんは 日本株:20 日本債券:20 海外株:30 海外債券:10 流動資産その他:20 だそうです。 公表するとそのまま真似をする方がいらっしゃるとのことで、自分に合わせたアロケーションを組んでくださいとの話もありましたので付け加えさせていただきます。人それぞれリスク許容度が異なるので、そっくり真似をするのは危険ですね。yamaneの所属する会社も2005年から401kが導入されましたが、定年が近い方ほど、リスクの少ないものを組み入れていました。 あっという間の3時間でした。 また機会があれば参加しようと思っています。 yamane お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アセットアロケーション] カテゴリの最新記事
|
|