もりぴぃのぺんぺん草ノート

なんだか物騒なタイトルが２回も続いてしまいましたが、
昨日、な、な、なんと大事件が！！！

昨日は関東地方はとっても強風の日で、あちこちでいろんなモノが
飛び交っていたのですが、そんな中、目の前にトンデモないものが
飛んできたんです！
（…あれ？狙ったワケじゃないのですが。）

いや～ぁ、なにしろもう、今生きているのが奇跡です。
後から考えれば考えるほど背筋がぞっとする大事件でした。

さて、気になる事件報告ですが。。。心の準備はよいですか…？


昨日は久々に時間があったので、旦那さんとドライブに行くことに
なりました。向かう先は、梅と桜で有名な水戸の偕楽園。　

首都高から外環に入ると、あまりの強風に、ビニール袋やらがあちこちで
舞い踊り、途中何度か風にハンドルを取られそうになったり、
前方にはゆらりとふらついているような車もあったり。

今から思えば、これから起こる恐怖体験の序幕ともいえる中、
「風が強いね～」なんてのん気に言いながら、順調に車を走らせて
おりました。

そして、外環から常磐道へ入り、車線も３車線になって見晴らしもよく
なったところで、一番右の追い越し車線で引き続き順調に走行。
追い越し車線だから、この時のスピードは100km/h以上は確実に
出ていたと思われます。

走っている車はわりと多く、同じ車線の前にはハリアー、その前には
ワンボックスが走っており、他の車線も適度な間隔で数々の車が
走っておりました。


周りの車も偕楽園に梅見に行くのかなぁ、なんてボンヤリ思っていた
その瞬間

目の前に、突然、前方からブワッと、全長３ｍほどあろう恐ろしく
長いものが飛んでくるではありませんか！


「んんんっ？！！！なっ、なんだっ！！！！」と思った瞬間、
車のノーズ部分に思いっきり『ガツンッ！！』と当たり、その音で
巨大な鉄骨だと分かり、私と旦那さんは「うわぁっー！！○×△□…!!」
と叫び、跳ね返った鉄骨は、危機一髪フロントガラス上方をすり抜け、
後ろの方に飛んでいきました。

私と旦那さんは、なんだなんだ？！と、混乱状態になりつつも、
とりあえず車はそのまま走れていたので、ヘンな音がしないかどうか
聞き耳を立てながら、スピードを緩めてそのまま走り続けました。

私が「い、今の、一体なんだろう？！」と聞くと、旦那さんの見えた
感じだと、恐らく工事で使う足場の板だったっぽいと。
一体なんでそんなモノが飛んでくるんだぁ～！！

しばらくすると、前方路肩に工事業者らしきトラックが停まっていて、
乗っていたと思われる二人が道路をジーッと見ている姿が。
旦那さんも「あっ！たぶん、アイツらじゃないか？！」とその姿を
発見。

その後ちょうど運良く、守谷というサービスエリアがあったので、
そこへ滑り込みました。

車を降りてノーズ部分を確認すると、見事に大きなキズと穴が。
ボンネットも隙間があいて、ライトもぐらついてしまいました。
なんて可愛そうな、我が家の愛車ちゃん…。

インフォメーションに行き、状況を説明。
すると、ちょっと前に落下物があるという連絡が入っているとの事で、
恐らくそれだろうと状況が一致したところで、一安心。

ちょっと安心したところで、よくこんなんで済んで、本当に良かったなぁと
しばし回想…。
改めて思い起こすと、長い鉄骨は横向きに飛んできたのですが、
もしそれが先端がこちらに向いてまっすぐ飛んできていたとしたら、
間違いなくフロントガラスを突き破っていただろうと思うと、
血の気がサーッと引いていきました。こ、怖かったよ～。。。。

しばらくして警察の人が到着。路肩に停まっていたトラックも一緒でした。
トラックの荷台には、折れ曲がった長い足場の板が。
乗っていたのは社長さんと思われるおじさんと、若いバイトの男の子で、
社長さんは、ロープの縛り方がゆるかったみたいです、本当にすみません、
と、うちの旦那さんに一生懸命謝ってくれました。

そのあと、インターの横の事務所まで行き、事情徴収。
修理についても、どこでも好きなところに修理に出してください、
全部お支払いしますので、と即決。
人の良さそうな社長さんで、うちの旦那さんも怒ったりしない人なので、
スムーズに終わってよかったです。

社長さんは「こんな事言っちゃ怒られちゃうかもしれないけど、
これぐらいで済んでよかった…。」と本音をポロリとこぼしていました。


…というワケで、こんな事件でございました。

他に被害者もいなかったみたいで、命にかかわる事故にならなくて
本当に良かったです。

そんな恐怖体験の後だから、そのあとはさぞかし恐怖に怯えながら
お家に帰ったんだろうと思いきや…、そこは楽観主義夫婦、何事も
なかったかのように、ちゃんと偕楽園に行きました

その日の夜たまたま遊びに来た友人が、よく行けましたねぇ～と、
かなりウケていましたが…。

でも友人が、こんなこと一生に１回あるかないかですよ、と言って
くれたので、「そっかー！じゃぁ、もう二度とないね！ワーイ、
よかったよかった！」と大喜びしました。

これってポジティブ？…いや、ただの能天気ですね。
いいんです、笑う角に福来るですから！

きっと、お父さんとお母さんが守ってくれたんですね！