もりぴぃのぺんぺん草ノート
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うわ~久々のブログになってしまいました。すみません~。 いつの間にやら、あっという間に4月ですね。 近所の公園で、いろんな花達が待ってましたとばかりに咲き誇ってます。 そして日本の4月は新学期とか新社会人とか、自然界と一緒に ”新しい”事がいろいろ始まります。私も心機一転がんばります! まずは我が家で4月といえば、先日の2日はうちの旦那さんの 誕生日でした♪ 秀ちゃん(旦那さんの名前)、おめでとう そして旦那さんの両親、ちゃーちゃんとだんさんにも、秀ちゃんを 生んでくれたことに感謝です! ”日記”という言葉に甘えて、今日はちょっとだけ告白を。 早いもので両親が倒れてからもうすぐ1年半が経とうとしてますが、 その日以来、ずっーと思い続けてきた事があるのです。 それは、 「なんで人間ってこの世にいるんだろう?」という素朴な疑問。 地球や宇宙は、人間に何をしてほしいと思って、人間を誕生させた のだろう? なんでそんな事を思ったかというと、両親が倒れた時、もう それはそれは本当に悲しくて、こんなに悲しい思いをしなきゃ いけないのが人間だというなら、人間になんか生まれたくなかった、 なんで私なんか生んだの…?、と思ったのです。 お父さんもお母さんもいないこの世って? それでも私、生きてる意味あるのだろうか? 父があまり言葉を話せなくなってきていた、ある日の事。 私は母に、「お父さん、私が毎日お見舞いに行ってるの 分かってるかな?喜んでるかな?」と聞くと母は、 「喜んでるに決まってるわよー!だって、お父さん、あんたが ウチ(実家)に来る時いつも鼻の下がデレ~と伸びまくってんだから! 大喜びよ!」と、笑い合った事がありました。 私は、「そっか、それならよかった。自慢の娘かな?」 と聞いたら、自信たっぷりに「自慢の娘よ!」と。 私はさらに、「お母さんにとっても自慢の娘かい?」と改めて聞くと、 もう一度念を押すかのように「自慢の娘!」と、大きくうんと頷き ながら、力強く答えてくれました。 両親にとって私は自慢の娘で、又、自慢の娘だと思ってくれるように 頑張ることは、私にとっても実は大きな生きがいになっていたのです。 親が生きてるのが当たり前のように思っている時は、そんな事にも なかなか気が付かないものなんですよね。 そして、この生きがいは、私の中ではあまりにも大きかった。 さらに輪をかけるように、生まれて初めての専業主婦業。 今までは世の中への貢献が、”給与(金銭)”という分かりやすい 指標があったのに対し、直接的に”金銭”を生み出すことが 無くなるやいなや、なんとも言えない不安感が襲ってきました。 お金を稼いでくるわけでもない、自慢だと言ってくれる親も 私の前からいなくなろうとしている。 私、何の価値もない。なんで生きてるんだろう-。 そうすると、いつも頭をよぎるのは次の言葉でした。 『木や草や山や川がそこにあるように、人間もこの自然の中に あるからにはちゃんと意味があって生きている。 あらゆるものとつながりを持って。 もしおまえがいないならば、何かが狂うだろう。 おまえは大事な役目をしているのだ。』 これは、手塚治虫氏のマンガ「ブッダ」の中に出てくる言葉で、 ヤタラという、小さい頃から迫害され続けてきた人物が、母を失い、 悲しみに打ちひしがれる中、なんで人間はこの世にあるんだ?という 問いに対してブッダ(お釈迦様)が答えたものです。 ”ちゃんと意味があって生きている”。 どのような意味があって? 稼ぎもないのに? 自慢に思ってくれる親もいないのに? ずっとその”存在の意味”の確信がつかめずに、悶々とした 日々でした。 でも先日、思わずハッとした事があったのです。 何てことのない日常風景なのですが、テレビである芸能人が お客さんを笑わせようと、身の上のドジ話を一生懸命に 話していました。 それを聞いて、私もクスッと笑った瞬間-。 「あっ!私、役立ってる!」と思ったのです。 一人でも多くの人を笑わせようと、必死に話してくれる人がいて、 そして、それを聞いて笑う人がいる。 お客さんの笑い声を聞いて、きっとこの芸人さんも嬉しかったに 違いない。 勿論、私の笑い声がテレビの向こうに伝わるわけでもなく、 たったそれだけの事だったのですが、なぜか不思議と そう思えたんです。 例えばボランティア活動などに積極的に働きかければ、 当然そこには生きがいが感じられることでしょう。 実際に問い合わせをしたり…。 でも、私が知りたかったのは、「生きているだけで意味がある」 という事が確信できるものだったので、そういった日常生活の中で 感じることに大きな意味があったのだろうと思います。 そして、”すべてはお互いに支えあっている”という理解を 深めることが今ようやく、少しだけできたような気がします。 宇宙や地球が人間を誕生させた意味は、「支えあうため」なのだろうと。 だからこれからは、いろんな人に感謝していく人生であるよう、 心がけていきたいと思いました。 久々に書いたせいか、すっかり長くなっちゃいました。 しかもかなり深ーくなってしまって…。ゴメンなさい! ここまで読んで下さった方、本当にありがとうございます。 いつも前向きなもりぴぃさんと言わる事が多いですが、実は ちょっぴり悩んでいたりもする事もありまして。(笑) 一人で思い詰めてると体に悪いですからね、ちょっとスッキリ しました。 これまでいつも私を支えてくれたのは、勿論周囲からの温かい 励ましです。 電話やメール、ブログで頂いたメッセージ、一緒に食事したりして くれた友人達、地域の皆さん、そして家族のみんな、すべての人に 感謝です。 私が歩んでいるこの道が、このあと同じ境遇に立つかもしれない人に 勇気を与える事ができる、という使命を忘れずに、これからも 頑張っていこうと思います!
もうすぐ春 2009年03月01日
お雛様 2008年03月05日
難病と戦う子供たち 2007年01月12日
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