先日の続きになりますが、
私の知人の娘さんがひどいいじめに遭っている件。
誰かが本人になりすまして、考えられないようなぬれぎぬを
被せられていたのですが、無事、全くの別人だということが証明できました!
本当に本当に、よかったー!!!
思わず電話口で飛び上がり、涙声になりました。
協力してくれた全ての人に、本当に心から感謝です。
この後、まだ追求せねばならない事があるのですが、
まずは、本人の身の潔白が証明されただけでも、一安心です。
あぁよかった、ほんとうに…。
全く次元の違う話かもしれませんが、この件で、
インドのカースト制度について思いをめぐらせました。
カースト制度というのは、紀元前13世紀からインドに存在する身分制度で、
バラモン(聖職者)・クシャトリア(武士)・バイシャ(商人・平民)・スードラ(奴隷)という
4つの階級があり、生まれる子供は親の身分をそのまま引き継ぎ、
変える事もできないという、恐ろしいほどに不平等な人種差別です。
近年になって、ようやくこの制度にメスを入れ始めているようですが、
何千年も続いてしまったものを改革するのは、本当に難しい挑戦で、
今はまだまだ残っているのが現実のようです。
いじめも、カースト制度も、その悪の根源は一緒なんじゃないかって気がしたんです。
結局、誰かを自分の下に位置づけることで、自分は偉いんだと感じる幻惑。
そんな勘違いの世界に、本当の幸せなんて微塵もないのに。
その深層心理にはびこっている本当の悪というものを、しっかり見極められる
人間になりたいと思います。