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カテゴリ:の言葉
[日本国民は、無知になってしまったのだろうか?―森巣 博の言葉]
日本国民は、無知になってしまったのだろうか? まあ、こう書くと、怒る人もいるだろう。 ただ、無知とは「知識がないこと」を意味しない。知識がないのが無知であるなら、人は誰でも皆、ほとんどの局面で無知である。そうではなくて、無知とは「疑問を発せられない状態」を指す。じつはこれは、一九六〇~七〇年代の植民地解放闘争での理論的支柱となったフランツ・ファノンの指摘だった。 [森巣 博 著『越境者的ニッポン』講談社現代新書 p.7] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.01 11:15:50
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