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カテゴリ:墓場に住みついた元・哲学部教授のことば
[中小企業という迷路をさ迷うことはない]
君、今日は特に浮かない顔をしているね? どうした? 社長が給料を上げてくれると言ったのにそれを反故(ほご)にしたのかね? クライアントに口頭で見積金額を君に言わせておいて、そんなベラボーな金額じゃ出来る訳がないと前言を翻(ひるがえ)したって? きっと、何度もそんな卑劣なことをして来たのだろう、君の所のシャチョーは。 サラリーマンだから、なかなか上司には意見できはしないだろうが、いつかは腹をくくって、正誤を進言することをしなければ、君はどこにも行けないのじゃないかな? 中小企業という迷路を、定年までさ迷うつもりかね? 言うべきことを言った後は、成行きに任せるしかないのだよ…… 相手を変えようとしても無理な相談だ。 自分が変わるか、相手が相手の意思で変わるのを待つしかないのだよ、この人生では。 そこに突っ立って泣くことはないじゃないか。 そこの樹々の後ろで泣いておいで、私はちょっとその辺りを散歩してくるから…… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.03.28 09:19:57
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