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しっぽ日記

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小夏556

小夏556

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2009.05.31
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カテゴリ:カテゴリ未分類
      お土産にもらったロクシタン。袋もステキ。
 日本のロクシタンの袋はどうだったか気になったが思い出せない。
持っていて楽しくなるようなパッケージです。





ドイツ人と結婚してドイツに行ってしまった友達が、
めでたく出産して里帰り。
赤ちゃんがまだ小さくて動きが取れないということで、
急遽、彼女の実家へ会いに行った。

午前中、用事で横須賀までとんぼ返りして、
昼食を食べて、有楽町線に乗った。

有楽町線は東武東上線に乗り入れているので、
途中から地上に出るので退屈はしない。

川越を過ぎ、森林公園を過ぎ・・・・・
こんなに奥地までこの電車に乗ったことがございません。

路線って、自分の使う駅と都心のターミナル駅までしか
存在しないイメージだが、当たり前だがずっと遠くまで
繋がっているんだなあ・・・
なんて感慨に浸る。


すんごく牧歌的な駅を降り、彼女の家でお土産を交換して
赤ちゃんと遊んだ。
男の子で、大変可愛い。スマイル


赤ちゃんは一応ドイツ国籍だと思うが、日本でも通用する普通の
名前である。

ドイツ好きな私のダンナが

「何でハインリッヒとかシャウエッセンとか、何とかベルグとか、かんとかグッゲンハイムとかじゃないの?
ドイツの名前カッコイイのに!?」


と、残念そうだったが、日本もそうであるように、ドイツにも流行
があるらしくてそうなったようだ。

彼女は日本で妊婦が病院をたらい回しにされたニュースでびっくりしたそう。

ドイツでは、国内のどこで産気づこうとも、初めて飛び込んだ病院でも産めるんだそうだ。

私は比較的自然出産を大事にしている助産院を選んで産んだのだが、
出産当日、陣痛が出ているのにまだ来るなといわれたり、
産院で催される「お歌の会」とバッティングして、早く産めという無言のプレッシャーの中でせかされて産んだので股が裂け、大出血した話をしたら、

「信じられない!
ドイツでは「とにかくゆっくり産みなさい。」
と言われて、出口が避けないように、出てくるのが早すぎると手で押さえて一旦母親の方へ戻し、それを繰り返して徐々に産ませるんだよ。」


だそうだ。

更に、私は臍帯血(さいたいけつ)バンク(注)も頼んだのだが、「お歌の会」のバタバタにまぎれて冷蔵庫に入れたままで忘れられ、ダメになってしまった。
そして5人の子持ちの院長に「次の時またね」と言われた。

そんな話をしたら、

「ありえない!!
そんな話を聞いたらドイツの皆は絶対日本で産みたくないっていう!」

とおびえた。

で、彼女の方はどうだったかというと、

8時間の難産で、結局医者にお腹をぎゅーっと押されて産む時に、息が止まりそうになり死ぬかと思ったり、出口を縫合する時に初めて縫う人に(ベテランが付き添って)やられて、ものすごい時間がかかり、何本も何本も麻酔をうたれて、ものすごくきつかった。
溶ける糸のはずだが、1年近くなるがまだ残っていて、今も引きつれて痛い。しょんぼり

更に、母体が消耗していたから早く済ませようとしてくれたのかもしれないが、へその緒を無理に引っ張られ、お腹の中で「バリッ」と音がして胎盤を剥がされ、お腹が痛くて長期間出血が止まらず、貧血で顔面が蒼白だった。ショック


とのことだ。


これを聞くと、

どっちもどっちだな?

という気がするのだが、



読んだ人はどっちの国で産みたいかしら?


「いつ家族でドイツへ来るの?」
と、彼女の旦那さんに聞かれた。
ドイツ人だから社交辞令ではない。(?)

子供が大きくなったらダンナと3人で行きたいなあ。





・臍帯血
将来、赤ちゃんが「白血病」や「悪性リンパ腫」などの血液の病気なったときに、この造血幹細胞を戻し、正常な血液細胞をつくってもらうという治療を行うことができる。他人の骨髄を移植するより体への負担が低い。相性が合えば他人へ提供することもできる。
とても便利だが、赤ちゃんが産まれる瞬間しか取れない貴重なもの。






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Last updated  2009.06.03 16:37:39



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