夏休み秒読み
19日からの帰省に向けて、タイトなスケジュールをこなしているところです。今日やっとネームができました。よかった。飛行機乗れそう。ところがっ!!ライスピ2話目執筆が延びてダンナが乗れない模様。ダンナとの約束は、まあ、7:3位で破られることが多いので、付き合い始めて15年、結婚して9年、大分物事に大きな期待を抱かなくなりました。また、約束を反古にしといて「だってしかたないじゃん」とかいう態度だったり、「約束したでしょうってそんなに怒るのがわからん」とか言われて、「えええーーーー?!まじかよ?!ありえねえええ!!」と、かなり理解不能だったんですが、慣れってすごいですね。今では飛行機乗れない、と聞いても「あーそうかーやっぱりねえー」てなもんです。そんなダンナゆえ、うちのスタッフくん達もかなりキツイと思うけど、全然文句言わずに付いていく。いや、すごい。すごくアバウトな分、懐も広いし、スタッフ一人一人の将来をいつも考えていることが伝わっていて、そこを信頼してくれてるんだなあと思います。かわいそうなのは編集さんだよね。パーティーとかで目をキラキラさせながらダンナに寄って来て「是非一緒にお仕事を!」という編集さんを見ると、「ああ、何も知らないで・・・・・・・」と、胸が痛くなります。私の場合、編集さんの人生とか、ついうっかり考えてしまって、「もう、これでいいか」とか、「デートが入っていたら優先してください」とか、妥協してしまいます。まあ、だからこのレベルなんだと思うけど。ダンナは、仕事に関しては情け容赦ないよ!締め切り10日後で30ページネームが出来てても、ダメだと思ったら編集がどんなに「これでいいじゃないですか?!」と泣きついても全部ボツにするよ!それで直したのが前より絶対良くなってるんだけど、間に合わず落としたりもするよ!よい仕事をするってことは、それだけ作品を何よりも優先させるんであって、編集さんの都合とか、家族とか、人生とか、は、まあ、考慮に無いです。もし仕事を一緒にしたら、心臓潰れるような事態に何度も遭うのは明白で、家族や婚約者がいる人は崩壊するので、仕事より自分の人生が大事な人はやめた方がいいです、と、ここで注意を呼びかけておきます。そういうと、「オマエなに俺の仕事の依頼を減らすようなこという」と言われたのだけど、「そういわれてじゃあやめとくか、という人なら、初めから来なくていいじゃないですか?」というと納得したようでした。そんなダンナが月間マガジン編集部を痛く気に入ってます。なんと、日曜でもバイトも含めて出社して編集部が稼動しているんだそうです。「流石、月間で90万部売るところだ!」(ダンナ評)昔は編集さんも漫画家に付き合って休みは無かったけど、最近、出版社は土日は基本的に休みで、こっそり動いてくれる編集さんが中にいるという状況。今時、土日に大っぴらに稼動する編集部なんてあるのか・・・と、私もオドロキました。(恋人、ご家族は大丈夫なんでしょうか?)保育園に提出する書類に書くダンナの勤務時間は、「不定休。基本的に24時間勤務。」と書くのだが(事実だが)、ダンナが日曜夜にカットを月マガにFAXしたら、受けたバイトさんからその場にいた編集さん達で見てすごいすごいと褒めてもらえたのがとても感激したみたいで、ご機嫌で今日もライスピのお仕事頑張ってます。遅いけどなかなかいい仕事するので、編集の皆さんの胃やご家庭は多少崩壊するかもしれませんが、よろしくお願いします。あと、読者の方にはいつもお待たせしてますが、本人このように夏休みを潰して頑張っておりますので、どうぞお楽しみにお待ちください。あっと、私もまだ仕事残ってるんだった。がんばろう。もう少ししてダンナの時間が空いたら、先月したダンナの精密検査の結果を、本人を連れて聞きに行きたい。それがこの夏の抱負・・・・。