|
カテゴリ:仕事
毎年、この時期には中学3年生を対象に、「高校一日体験学習」が開かれる。昨日は県庁所在地の工業高校、今日は同じ町内の普通科高校に生徒を連れて行ってきた。
私が中学生の時は、普通科での一日体験学習(当時は学校見学と言っていたような気がする)は実施されていなかった。たまたまテストケースとして、当時在学していた中学校のみを対象に、ある普通科高校が学校見学を実施した。 その学校、校舎はお世辞にもきれいとは言えなかったが、それがかえって中学とは違った深みのようにも感じられ、また、その校舎で勉強していた高校生たちを見ている内に、なんとなく「勉強しなくちゃ」という気分にさせられた。 結果的にその高校に入学したのだから、やはり一日体験の効果はあったのだろう。勉強しに入学したはずなのに、ラグビーばかりに夢中になったのは我ながら誤算であったが 両校とも、こちらから見れば至れり尽くせりの歓迎ぶりだった。少子化の影響で、生徒数の確保は学校を維持していく上で必須の条件である。「お客」である中学生によい印象を持ってもらおうと工夫しているのがよく分かった。 うれしかったのは、どちらの学校でも「あ、先生」と声をかけてくれた教え子たちがたくさんいたことである。こういうのは中学校の先生ならではなのだろうな。 生徒たちにどれほどの自覚があるかは分からないが、進路決定の時期は迫っている。しっかり自分の目で見、自分の頭で考えてほしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.08.05 23:10:16
[仕事] カテゴリの最新記事
|