―古代魚飼育記―

昨年２００９夏に購入したＧＥＦブリードのエンドリ

自分で個体を選べない３匹セットのセール品です。
墨黒バンド両親のブリード個体だけあって３匹ともバンドが太く黒が濃い。
でも、３匹とも左右非対称で柄のズレが目立ちました。
バンドに拘る派ではないのですが、やっぱり気にはなります。

たたき売りみたいな安値でしたから、決して不満という訳ではないですよ。
完品個体を求めるにはカッコいい冠名付のやつから選んで買わなきゃダメですね。
でも、良質な個体は大人気で、あっという間に売れてしまうので…
毎年リリース時期は狙ってたんですけど、いつも乗り遅れます。
世間一般でのエンドリブームは去ったみたいですが、未だエンドリマニアは熱いようで…

名古屋から輸送で無事到着。
３匹を全く同じ環境で１年間飼育。
体系と雰囲気重視で１番成長が早く、黒くガッチリした個体（写真真ん中）だけ残して、
２匹は下取りに出してしまいました。

これでエンドリブランドを一通り制覇。（リーフと東はまだですが）


ＤＯＲＹ－Ｋ【2007.8～】３歳１ヶ月
稚魚の頃から体型がガッチリした印象。伸びがいまいちでやっと４０。
太るエサばかりやったのが良くなかったようです。セミショートではありません。
顔は丸く可愛い感じ。



イガラシ【2008.9～】２歳
成長はかなり早く、我が家で初の５０超え。当面は６０オーバーが目標。
（さっき水槽前面に来たのでメジャー当てたら５２ありました）
顔はブリードにしてはイカツイ感じ。

ＧＥＦ【2009.7～】１歳２ヶ月
バンドが太くて濃い、スラッシュぎみの柄。腹巻・腹ゴマはありませんが。
成長も早く現在４５。これからの伸びに期待。
顔も黒みが強いので精悍な印象。





ウチはベアタンクで底面のみ黒の明るい水槽なので体色は語れません...
背面透明にしたのは、失敗だった…黒いカーテンでも巻こうかな？
でも、ガーネット敷いたら、イガラシは綺麗な赤レンガ色が出そうだし、
ＧＥＦはもっと黒のコントラストがはっきり出そうな予感。

上記はあくまでもウチで飼育した個体だけの感想です。

同じブリーダー産でもその年の親魚の特徴で全然違うし、
同じロットでも今回のＧＥＦみたい個体によって大きく差があります。
それに、たった数匹飼育しただけでは語れない魅力がありますからね。


有名どころを網羅完了したところで、とりあえず満足しました。（とりあえずね）
水槽は過密なので、今後の新魚導入はしばらく自粛します。
でもエンドリはいきなりスゴイのが入荷したりしますからね。（ワイルド・ブリード共）
どうしても増やしたい時は、また今いる個体を手放さなければなりません。

労を惜しまず、稚魚から手塩にかけて育てるという飼育スタイルは、
テキトーで大雑把なＢ型野郎な自分には向いてないし