―古代魚飼育記―

ポリプテルスは一般的にオスは細長い感じで、メスの方が太く大きくなる。

我が家には雄コンギがいますが、
イイ感じの雌コンギがいたら飼ってみたいという野望がありまして…
今年６月のコンゴ便で入荷した雌コンギをゲットしました。


ポリプテルス・エンドリケリー・コンギクス
(Polypterus endlicheri congicus)

1978年の日本初入荷時、「こいつビキールじゃね？」と騒がれて通称「ビチャー」
ホントのビキールが国内流通している現在も、いまだにビチャー（bichir）
でも分類はエンドリの亜種という、なんともいえないアイデンティティを感じさせる種。

写真は水合わせ中、入荷したてで極細だから頭がやたらデカく見えます。
色がぶっ飛んで、まるで白変個体のようですが、ノーマル個体。


シャープな顔つきの美人さん。って、人じゃないから美魚？


上写真は現在、カミハタビキ－ルとサブ水槽で育成中。
コンギは遊泳性が高いと言われていますが、多分に洩れず、コイツも爆泳します。
もう３０ｃｍ超えているので９０ｃｍ水槽では狭さを感じるほど泳ぐ

サブ水槽内にはいろいろレイアウト物が入っているので怪我してしまう前に、
早めに障害物がないメイン水槽デビューさせようかな？



ついでにメイン水槽の雄コンギ。成長はゆっくりですがじわじわ伸びて現在４５。

エンドリほど太さはなく見た目も派手さがないものの、性格は図太く、アグレッシブ。
あまり餌食いが落ちる事もないし、ダイナミックな泳ぎ方をするのでお気に入り


顔の右側は餌争奪戦中に負傷。鼻管はえぐれたままキレイに治りませんでした…
混泳水槽だから仕方ないですね。野性味が増したな、とポジティブに捉えてます



雄雌が揃いましたが、別に繁殖狙ってるわけではないです。