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このところ中国産食品に関する不祥事が相次いでいる。 もちろんそんなことが事実なら言語道断。許されることではないし、 しかるべき対応が必要だ。 ただ、違う方面からのアプローチも必要だとおもうのだ。
いたるところで食育という文字を見かけるこのごろだが、 私は「その土地でとれる、その季節の食べ物をおいしく楽しく残さずいただく」 ことが食育の原点だとおもっている。 食べたい時に食べたいものが食べられる、このこと自体が、 特別な時代の、特別な土地に住んでいる特別な人だけに許された特別なこと。 第一貪るように食べる姿って、美しくない。
中国だけを悪者にすればすむという表面的なことではないと思う。 食は、人間が生きていくうえで何よりも大切なこと。 私も鰻が好きだし、近所にある美味しい鰻やにも時々お邪魔する。 だから、私たちにも責任の一端があるんじゃないかと、 人間の度を越したわがままが引き起こしたこととも言えるんじゃないかとおもう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.07.27 01:47:33
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