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カテゴリ:お寺のこと
境内地にある龍神の池は、長い歴史を持つ由緒ある池なのですが、 水の管理には思いのほか手間がかかり、 水質を保つために濾過装置を設置するか、水道水を流し続けるか・・・ どれも費用がかさむため断念かと思いきや、 この池を何とかしたいと「井戸」を掘るという案が浮上しました。 業者に頼むと数十万~数百万という金額がかかるということを知り、 ならば自分達で掘ろう!ということに。 何せ貧乏寺なので、道具はホームセンターで購入したり、 地域の方に貸していただいたりして、作業開始です。
パイプの中にパイプを通し、水圧で掘削するという何とも単純な方法です。 が、なかなかどうして、硬い層では思うように掘り進むことができません。 手を変え品を変え、ついでに場所も変えて、 朝から夕方まで1日がかりで掘削しましたが、深さは目標の半分です。 井戸堀熱が、冷めないうちに近々再チャレンジの予定です。
エンジンを動力源としたボーリング式の井戸掘り機なんてなくても、 井戸が掘れてしまうことにビックリしましたが、 考えてみれば、昔は「井戸掘り屋」なんていう人が、 人手だけで掘っていたのですからあたりまえですね。
それにしても、この方たち、こんな間近で写真を撮っていることにさえ 気づかないようで、あれやこれやと案外楽しそうでした。
ガーデニング用に、井戸を掘るというのもいいかもしれませんし、 災害時の生活用水の確保のために、簡易井戸の設置を勧めている自治体もあるそうです。 *地域によっては、井戸掘りには、自治体の許可が必要な場合があります。 一度役所にお問合せくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.02 11:11:53
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