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カテゴリ:お寺のこと
お寺で「大般若」が行なわれました。 大般若は「大般若波羅蜜多経」といわれる経典を何人かの数人の僧侶で転読して、 身体健全、五穀豊穣、厄災消除、家内安全、を祈願するものです。 転読とは、経本を1巻ずつ広げて流し読むことで、 それによって清らかな"般若の風"が起きるのだそう。
「大般若波羅蜜多経」というお経は、厳しい修行をした者しか佛になれない という小乗仏教の教えに対し、 すべての人が佛になれるという大乗仏教の教え・お釈迦様の言葉(般若の智慧)を まとめた600巻という膨大な量の経典だそうです。
「大般若って何?」の質問に夫が答えてくれました。 ちなみに日本では最もポピュラーなお経「般若心経」は、 この大般若経のエッセンスを集約したお経だそうです。
転読って、回転させた数だけお経を唱えたのと同じ功徳があるとされている マニ車と何となく似ていませんか。
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Last updated
2008.01.24 16:10:06
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