|
カテゴリ:お寺のこと
4回目の恩田の集い工作会 今回は「エリック・カールになろう!」と題して、コラージュ工作をしました。
まずは、参加者の健康を願って、ご祈祷と方丈からの話です。 ご祈祷のお経の中に、こどもたちの名前をひとりひとり読み込んだのですが、 自分の名前がお経の中に、読み込まれるのは、特別なことと感じるのか、 どの子も、今か、今かといった顔で、聞き耳を立てている姿が、何とも愛しかったです。
今回の工作会は、もう20年も子育て支援に関わっていらっしゃる 水野和子さんを講師にお迎えしました。
切り貼り工作の材料は、トレーシングペーパーとアクリル絵の具と画用紙。 すぐに手に入るものばかりです。
絵本『はらぺこあおむし』の絵をつくる時、 エリック・カール氏は、専用の特殊な紙を使うそうですが、 トレーシングペーパーは、その紙にとても質感が近いそうです。 (エア・メール用の紙が、より似ているそうです)
お手軽だからではなく、子どもたちが「またやりたい」 と思った時にすぐに手が届くものじゃなければ、1回限りのイベントで終ってしまう。 その場限りではなく、日常生活の中で、生かしてもらうための心配りです 何でもかんでも本物だから安心というのではなく、 こどもにとって何が必要かという視点をもって、 その兼ね合いをよ~く考えていらっしゃるところが、 子育て支援に長年関わってきた方ならではです。
トレーシングペーパーにアクリル絵の具で色付けをして、特製の色紙をつくり、 自分で塗った色紙を切り貼りして絵をつくるという工程で進む作業に どの子も真剣に取り組んでいました。
恐る恐る色付けを始めたこどもたちも、数分も経てば 気分は、すっかりエリック・カールです。 色紙を乾かす作業は、ファンヒーターの温風とドライヤーを使って お母さん方にお手伝いいただき、 こんな↓色紙が、次々に出来上がりました。 切り貼りの過程に入る前に、絵本を読んでもらって、 こどもも大人も心地よくなったところで、切り貼り作業です。
で、こんな↓作品が生まれました。 たっぷりの時間をかけて、色紙から創るという作業、 コラージュには使わなかった、細切れになった色紙も、大事そうにお持ち帰りしていました。
工作終了後は、もちろんおやつタイム。 食べ終わると、今度は、外へ飛び出していきました。 ほとんど解けかけた雪で、雪合戦をしたり、大縄とびをしたり、カン蹴りをしたり・・・。
大きい子は、小さい子のための特別ルールを考えたり、 小さい子は、大きい子に憧れたり、 3歳~11歳までのこどもたちが、一緒に遊びまわっていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.15 06:59:21
コメント(0) | コメントを書く
[お寺のこと] カテゴリの最新記事
|