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2008.02.28
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カテゴリ:お寺のこと

干支学でいうと今年は、

前年度からの流れで、複雑化し紛糾している動きをしっかりと処理して、

新たに生まれてくる者たちにとってよりよい環境を整えてやる必要がある年だそうです。

そういえば、私の近辺でも、年明けから、剪定作業が続いています。

このところ、風通しが良くなり過ぎて、ちょっと小寒い感もあったのですが、

アチコチ新しい芽も出てきました。

 

まだ、借家住まいだった3年ほど前、自宅の一室を開放して始めた早起きの会。

当初は、息子の友人や、近所の子どもたちに声をかけて、

坐禅をしたり、読経をしたり、田んぼや畑を眺めながら散歩したり、というのんびりとした会でした。

暗くて寒い真冬の早朝に自転車で駆けつけてくれる子がいたり、

引越しをしても、前日から泊まりで参加してくれる子がいたり、

坐禅をする姿、一緒に食べた朝ごはん、正座が辛くてモゾモゾと動く姿、

2年という短い期間でしたが、色々な思い出があります。

そんな風にして始まった早起きの会でしたが、

お寺に住まうようになってから一時中断していました。

そして、昨秋から「恩田の集い」と名を改めて

色々な方のお力添えをいただきながら、

お寺で開催できるようになりました。

来月で、5回目です。

少しずつですが、いらっしゃる方も増えてきました。

 

そういえば、早起きの会を細々とやっていた頃、

集ってくれるこどもたちと一緒に、日本の伝統文化に触れる機会をもちたい、

と漠然と考えていたことがありました。

その時はまだ、何となく日本的なものというイメージだけで、

具体的にコレということを考えていたわけではありませんでした。

だからそれは、実現もすることなく、時は流れていたのです。

そのおもいが、不思議なことに、今年は、思わぬカタチで実現できそうです。

そのひとつ「こどものための楽しい日本舞踊」

春休みから、お稽古を開始して、

ひとつの演目を、5月の恩田の集いで発表するという企画です。

 

今まで、撒いてきた種たち。

どこからどんな芽が出てくるかは、お楽しみといったところでしょうか。

出てくる芽は、自分では選べない力に左右されていることを感じるこの頃ですが、

どこから何が芽を出すのか、見当がつかないということもまた面白いものです

 

去年の梅雨時に、移植して、

丸坊主になった境内地の梅の花の蕾も膨らみはじめました。

踏みつけられて、硬くなった土を突き破って、境内地のアチコチに芽を出した球根たち。

温かくなる頃には、どんな花が咲くのでしょう。

 

私にとって、草木が根をはる土地はお寺であり、

枝葉を伸ばす幹は、家族。

そこからどんな芽が出てどんな花が咲くのか、本当に楽しみです。

 






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Last updated  2008.02.29 06:22:36
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