お寺暮らし

明日は大般若法要です。

『大般若経』六百巻を転読することによって、

『般若経』の空の教えを体得し、すべての苦厄を消しさって、

内外の怨敵を退散させ、五穀豊穣や国家安寧を祈念し

人びとを幸福な生活にみちびいてゆくことを目的とした大法要です。

そんな大事な法要と、鏡開きの日が重なったので、

今年は鏡もちの入ったぜんざいをご参詣のみなさまに召し上がっていただこうと

ただいまコトコト小豆を煮ています。

小豆の匂いが部屋中に漂ってあまりの心地よさに眠ってしまわないように、

久しぶりにＰＣに向いました。

私にとって、小豆の匂いはお正月の終わりの匂いです。

やっとお正月が終るな～という気がします。

最近は、お供えの鏡餅も、

パッキングされているものが多いので、お餅を木槌で叩いて開く作業は数えるほど。

楽になるということは、あっけないこと事でもあるような気もします・・・

そして今日は、マザーリーフさんが主催された

「こどもだちをハッピーな世の中に育みたい☆新春特別シンポジウム」に行ってきました。

下村満子先生のお話は、本当に勉強になりました。

お腹の底のほうに響いてきました。

今は、意識や価値観の転換期。

大きな意味での日本の文化をしっかりと捉えなおしていくことが必要な時期。

そして「女は、自然体で存在しているだけでいい」という言葉がやけに残っています。

女に限らず、男だってそう。そこにいるだけでいい。

それが当たり前に受け入れられる世の中になるといいけれど。

いや～全く支離滅裂で恐縮ですが、ことしもよろしくお願いいたします。