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2009.02.02
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月に一度の無縁さまのお参りがありました。

昨日、我が家に遊びに来ていた息子の友人たちが「明日は(朝の)6時集合にしようか!」

などと話しているのを耳にしたので、

「一緒にお参りにいかない?」と誘ってみました。

はたから見たら、ただのあやしいおばさんですね~

 

ただ、お参りをするということは、目に見えないものを感じる力を育てるには、

とてもいい機会だと思っているので、

あやしまれないように気を遣いながら(笑)

たまに、友人やその子どもたち、息子の友だちたちに、声をかけることがあります 

 

もちろん、見えないものを感じる力は、

一度のイベントやひとつの方法、言葉だけでは伝えきれないもの、

長い時間をかけて育んでいくものです。

これをやれば大丈夫!というものは、ありえないのですが、

目に見えない仏さまにお供えをしたり、

一所懸命に手を合わせている人の姿は、

きっと、こどもたちの記憶に残っていくだろうと思うのです。

長い人生、いつか何かのときに、

そういった大人たちの姿が、ふっと浮かんできて、

それが、何かのヒントになったり、

何かのきっかけになったりするのではないかと思うのです。

 

 

お参りに参加したこどもたちはといえば、おにぎりやお赤飯、お饅頭、お菓子、

持ちきれないほどのお下がりをいただいて満面の笑み。

こどもたちは、半分いや9割は、このお下がりのためにお参りしているようなものです。 

それでいいと思っています。

手を合わせるきっかけになるということ以外に、 

仏さまにお供えしたものをお下がりとしていただくということは

一度お供えしたものを、仏さまからいただくということなので、

利害関係以外で結びついている繋がりがあるということを、

間近で見て感じる場にもなりますから。

 

それがどうやって出来上がっているか、

そのモノにどんな意味や気持ちが込められているのかと、思いをめぐらせる前に

時間の流れとたくさんのモノの中に、うずもれていくような世の中で、

目に見えない気持ちを表現するのは、本当に難しいです。

だからこそ、気持ちをモノやお金で表現したり、

それ以外の何かで表現したりするのでしょう。

ただ、何かモノをいただいて「ありがとう」という気持ちを感じ、伝えるよりも、

お返ししたからOK。お金を払えばそれでチャラ的な考え方が先行すると、

世の中は、もっとを生きにくくなっていくかもしれない。

しがらみを断ち切ろうとして、大切な繋がりまでも断ち切ってしまわないように

気をつけなければ・・・

 

これもあれも日々の積み重ね。

オマケや景品をいただいたりすると、

それが支払った代金の中に含まれていたり、

税金だったりすることをすっかり忘れて、得した気分になったりしながら(苦笑)

感謝の気持ちをもつこと、気持ちを伝えるということを修行する日々です。

見えるものとも見えないものとも、人ともモノとも上手に付き合っていかなければねちょき






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Last updated  2009.02.04 14:51:46
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