お寺暮らし

先週の木曜日から、長男＆長女は、祖父母の旅行に同行させてもらっています。

ウチに残されたのは、次女＆三女とチチハハの４人。

この4日間、やけに静かでゆっくり時が流れています。

まるで、リスとウサギのような次女三女。

普段は、兄姉に圧倒されて話していないのか

話しているのに気づかないだけなのか・・・

聞こえてくる4歳児と7歳児ふたりの会話が可愛くてしょうがない

草食動物系のふたり、争いごとも起きなければ、

洗濯物も、ごはんの量も、洗い物も少なくて、

長男・長女の出発日は、何でこんなに平和なんだろ！と感動したものですが、

４日目にもなると、それが当たり前に。

人間、楽なことには、すぐに適応してしまうののようです。

逆を言えば、ちょっと難しい、無理だと思っていることでも、

やってみれば、できることも多いのかもしれません。

突然4人の子持ち＋寺のお庫裏になったら、

おそらく私も、爆発炎上（笑）しているに違いない。

少しずつ増えていく負荷が、気づかないうちに体力をつけてくれている。

頑張ってやってみると、以外に可能だったりすることも多々。

自分で自分の枠を作ってしまうのは、もったいない、と思います。

この4日間で気づいたことが、もうひとつ。

世に出回っている家電製品は、

実はみんな家族３～４人向けにできているのでは？ということ。

（これついては、他にも色々思うところはありますが・・・まあ、それ追々ってことで）

6人用の食器洗い機には、どうしたって普段の1回分の食器は入りきらないし、

洗濯機だって、日に何度もまわさなければならない。

規格外ものは、バカ高いし・・・

今の社会では、こども4人の核家族、しかも土日仕事という立場は

世論を形成しにくいという点では、マイノリティなのだと今更ながら気づいたのでした。

まあ普段は、それで問題なくやり繰りしている我が家ですが、

楽を経験してしまうと、煩雑なことは苦になります。

長男・長女が帰ってくる明日を心配している私が言うのも何ですが・・・

楽が良いかといえばそんなこともない！

こんなことを書きながら、どんどん突き進んでいってしまう習性、

気をつけなければとも思っているのです。

「帰りの新幹線代」として持たせたお金で、

「お土産、買っちゃった～」とあっけらかんと電話口で話す長女の言葉を聞いて、

後先考えずに何とかなるでしょ、と思ってしまうあたり、

やっぱ私の娘だわ～と妙に納得してしまいました。