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2009.03.16
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ご近所に、いつもひ孫さんを乳母車に乗せて、

時には負んぶして散歩をしている、おばあちゃんがいます。

道で出会うと、時々立ち話をさせていただくのですが、

娘さんも、お孫さんもみんなお勤めに出ているので、

日中は家事と育児を担当されているのだそうです。

 

その方は、会話の中でよく「私は、この辺の人間じゃないから・・・」とおっしゃるのですね。

もう60年も前に結婚して、このまちで60年も暮らしているのに、

ここで暮らさせていただいている、という意識がどこかにあって、

そんな言葉がでてくるのだろう、と勝手に推測したりしていますが、

実は、こういう人たちが、このまちを支えているのですね、今は。

 

今日はこの方、これまた散歩中の父子さんと立ち話をされていたのですが、

その間、ずっと車椅子に座っているご自分と同世代のおじいちゃんの手を

両手で、包み込むようにして、さすっていました。

 

 

こんな光景に出会うと、

親の親世代、明治・大正生まれ人たちに支えられて、

今の私たちが、こうして幸せに暮らしていくことができているのだな、と思うのです。

そして、私が仮に80歳まで生きたとして、

そのときに、こうやって周りを支えるだけの力があるのだろうかとも、思うのでした。

 






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Last updated  2009.03.16 11:28:40
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