|
カテゴリ:カテゴリ未分類
昨日は、友人に誘われて、 小笠原流礼法の直伝講師による和食の作法についての講座を受けてきました。
講座では、箸と日本文化についてのお話に絡めながら、 日本料理や箸の種類、箸の扱い方などを教えいただきました。
マナーについては、わが身を振り返り、耳の痛いことばかり・・・ 豊かになりすぎて、食事に対する姿勢が変化してきたことが、 食事のマナーの乱れに繋がっているというお話もあり、 私自身、生き物の命をいただいているという感覚が薄らいでいることを実感しました。 表面をサラッと撫でて、知っているだけではなく、 地道に実践していくことで、心が育ち、身についていくのですね。
日々の暮らしの中で、忙しさにかまけて、 ついつい疎かにしてしまっていることが、何と多いことか。 分かっていてもやらないのは、知らないのと同じこと。 こどもたちに小言を言うのではなく、 大人が、環境を整えてお手本になっていかないとね。
礼儀作法の根源は、相手のことを思いやりながら、合わせていくこと。 そして、長く受け継がれてきているものには、全て意味がある。 だから、堅苦しいものではなく、極めて合理的なものなのですね。
教えていただいたことを、ひとつでもふたつでも、 実生活に生かしていけば、家庭の中が豊かになっていくこと間違いなし。 その人の品性が見えてくる食事の仕方、もっともっと大事にしていこうと思います。
ところで、18時半からのこの講座を受けるために、 花まつりのお参りのあと、後片付けもせずに、 もちろん夕飯の準備などする時間もなく、ドタバタと出かけてしまったので、 夕食は何を食べたんだろ? 出しっぱなしになっていたお茶セットは、大丈夫だろうか? 家に帰ったら、家事がてんこ盛りだろうな・・・などと、心配していましたが、 家に帰ってみると、食器はすっかりきれいになり、 こどもたちは、お風呂も済ませ、洗濯物を畳んでいる最中でした。 こんな夢みたいなことが、できるようになったんだ~ ハハがいないほうが、みんなしっかりするんじゃなかろうか? と調子に乗って、思ったりするのですが、 こんな時、俄然頑張る長女は、なかなか布団から出られず、 今朝の我が家の食卓は、大荒れでした。 余裕がないときこそ、普段の積み重ねが試されますね~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|