|
カテゴリ:カテゴリ未分類
ご縁あって、息子は狂言のお稽古に参加させていただいています。 (と、こんな言い方が合っているのかどうかは分かりませんが・・・) ご指導くださっているのは、和泉流狂言方の四世・野村小三郎先生。 小三郎先生や諸先生方、内弟子さんとご一緒させていただくだけでも光栄。 何とも不安で気が気ではありませんが、 せっかくのご縁、またとない機会ですので、たくさんのことを学んでほしい、 親としてもこの機会に学ばせていただきたいと思っています。
今日は、能楽堂の地下にある稽古場でのお稽古でした。 数回のお稽古では、見えないことのほうが多く、 踏み入れば厳しいことのほうが多いのかもしれませんが、 小三郎先生のお人柄が、その場の雰囲気をつくっているようで、 とても和やかなお稽古風景でした。 今回参加の最年少は、幼稚園の年長さん。 兄弟子のお兄ちゃんたちとも、 まるで従兄弟同士のように仲もよくて和気あいあいです。 中学生や高校生のお兄ちゃんたちは、 小さい頃から、小三郎先生に稽古をつけていただいていらして、 親御さんもしっかりとした感じの方ばかり。 色んな意味でステキな子ばかりでした 立つこと、座ること、歩くこと、声を出すということ 普段何気なくしている動きが全てが基本なのですね。
なんてったって小三郎先生、 こどもたちをブンブン振り回しても、びくともしない身体と、 下のほうからず~~~っと遠くまで響いてくる声をお持ちです。 ステキなパパさんでもあります。
身体の基本を作るという意味でも、 身体が作られる年齢に、伝統に裏付けられた日本の伝統芸能に触れることは、 人生において必ず、大きな意味をもつでしょうし、 身体の力と精神力は比例するものだとも思います。
日本の誇るべき文化に触れるチャンスがなく大人になってしまった私たち親世代は、 日本の文化について知らないことが多すぎる。 決して嫌いなわけではなく、知らないというだけで、 覗いてみると想像以上に親しみが持てたり、 興味深かったり、楽しかったりということも多い。 日本人なのに、そんなことを言っているほうが可笑しい気もしますが、 必ず何か感じるものがあるのではないかと思います。
夏休み最初の土曜日7月25日(土)には、 名古屋能楽堂で、 第2回のまいまい狂言会開催されます。 普段は、お仕事で忙しいママ&パパも ぜひおこさんと一緒に日本文化の風に吹かれてみませんか? 詳しくは、まいまい狂言会HPをご覧下さい。 HPでは、去年の公演やワークショップの様子(動画)もご覧になれます。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.18 22:38:06
コメント(0) | コメントを書く |