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まいまい狂言会主催の「まいまい学び場」に参加してきました。
赤ちゃん連れでも気兼ねなく楽しめる、 こどもたちを遊ばせながら学べるというのが、この学び場のいいところ。 ねんねの赤ちゃんから、幼稚園に入る前のこどもたちが、 ママやパパ、おばあちゃまと一緒にいらしていました。
第1部はの小三郎先生と入門間もない小さなお弟子さんによる「伊呂波」の実演は、 我が子のことのようにドキドキしてしまいましたが、 普段のお稽古風景を垣間見ているようで親近感が持てました。 こうしてお稽古に通われているお弟子さんのお家では、 日常生活の中に、自然に日本の伝統文化が溶け込んでいるのだろうな~と想像したり。
一般の家庭で育ったこどもたちが、 小さな頃から狂言のお稽古に励んでいるということは、あまり知られていませんが、 今、プロとして活躍している能楽師の中にも 能楽師の父をもつのではないという方がたくさんおられるとか。
実演の後は「伊呂波」についてのあらすじや見どころのお話。 入門者が一番初めにお稽古するという小謡の体験もあり、 あっという間の1時間半でした。
第2部は、雀おどり總本店さんのういろをいただきながら、 ういろにまつわる日本の食文化についてのお話を伺いました。 こちらのういろは、初めていただきましたが、 もちもちしていて、手作り感があって懐かしい優しいお味でした。 当日の様子は、まいまい狂言会ブログでもご覧になれます。
学び場の最後に、小三郎先生もおっしゃっていましたが、 先ずは、能楽堂へ足を運んで実際の舞台をぜひ観ていただきたい。 能楽の中でも狂言は、初心者でも分かりやすく、基礎知識がなくても楽しめるものです。 触れることによって、もっともっと観たくなる、知りたくなる そんな体験をたくさんの方にしていただきたいと思います。
こどもと一緒に楽しめるまいまい狂言会、この夏も能楽堂で開催します。 詳しくは、まいまい狂言会HPをご覧下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.18 11:12:40
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