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合祀墓を建てる土地の地鎮祭を行いました。 家の新築だけではなく、ビルや橋の工事を始めるときも、ダムを造るときも、 もちろんお墓を建てるときも、 土を掘り起こす工事をする際には、必ず地鎮祭を行ないます。 万物に神が宿るという日本独特の信仰に基づくものだそうです。 その土地に宿る神さまに、ご挨拶をして、 工事中の事故や差し障りが起きないようにと手を合わせる儀式のこと。
地鎮祭といえば、神主さんが行なうと言うイメージがありますが、 お坊さんも地鎮祭をするのですよ。 神道か仏教か、宗派によっても、やりかたは違うでしょうが、 大体は、工事をする土地の中に4本の竹を立てて、 注練縄で結界をつくり、祭壇を設けて、お供え物をします。 お参りが済むと最後は、鍬入れの儀式で終了です。 土地の神さまへのお供え物は、 穀物(洗米、あわ、ひえ、大豆、小豆、麦、黒米)と、塩と酒。
終了後は、穀物は4隅に埋け、塩と酒は、土地を清めるために全体に降り注ぎます。
この辺りは、その土地によって、宗派によって、色々な違いはあるようですので、ご参考までに。 これは「土地の神さま、少しの間だけ、ここの土地をお貸しくださいね。」 という心とも繋がっているような気がします。 考えてみれば、お金を出して買ったから、 この土地は自分のものだという感覚って、とても傲慢かもしれません。 土地の神さまにご挨拶する地鎮祭という風習は この先もずっと残していってもらいたいものの一つです。
そうそう、余談ですが、 今日は、数ヶ月に一度の日柄の良い日だそうです。
暦によると
大安 万事に障りなく大吉。祝い事に用いて特に良い。 たつ 万物をたて生ずる日で、よろず大吉。神仏祭祀・棟上・開業・婚礼・移転などに吉。 房(ぼう) 婚礼・建築・旅行・移転・仏事や神事などに吉。 母倉(ぼそう) 天が万物を育成するとされ、万事にわたって吉。 以上、神明館蔵版『平成二十一年運命宝鑑』より
これだけ日柄が揃うということは、1年でも数日だそうです。 ちなみに次回は9月13日ですって。 暦も眺め始めるととっても面白いので、機会があったらまた書きたいな~と思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.24 16:34:39
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