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子ども達がまだ小さかった数年前までは、 四季のお節句や誕生日、父の日・母の日、クリスマスに進級祝い・・・ 何かにつけて集っていた親戚連中ですが、 最近はその回数もめっきり減ってしまいました。 大人たちが、年齢を重ねそれなりの立場に就いたということも要因のひとつですが、 大学生や高校生になった甥っ子&姪っ子たちにも、 それぞれの予定があり、全員集合するのは、年に数回だけ。 この日も、半年ぶりの夕食会でした。 で、何故こんな時期に集合なのかといえば、 義姉の翻訳した本が出版されたお祝いためです。 彼女は、6月に発売された『おむつなし育児』の訳者です。
結婚して15年なので、義姉妹の関係も15年、 その間、励まされたり、奮い立たせられたり、 安心をもらったり、彼女は私にとって大きな存在なのです。 どんな時も誰に対しても、丁寧でまっすぐで、 強くしなやかで、女性的な部分と男性的な部分のバランスが、絶妙なのですね。
仕事柄、政情が不安定な国へ出向くことも多く、 彼女の仕事のに合わせて一家で海外生活を送っていた時期もありました。 女性が、家族とともに生活しながら、 第一線で仕事をすることの難しさや、楽しさを体現しているような人です。 パートナーも子どもたちも個性豊かで、家族としても興味深いモデルです。
女性、それも出産する年齢の人が就いたことがなかったポジションにつき、 任期中に出産し仕事を続けるという道を切り開くことは想像以上に険しいものだったでしょうに、 それが当たり前のような顔をして、ゆるりといられる そういう姿勢に同じ女性として、とても惹かれています。 もちろん、我が家のこどもたちもおばちゃんが大好き。 親戚連中が集る場は、私にとって原点に戻れるというか、 これでいいんだ、と安心をもらう場でもあります。
こどもとともに暮らすこと、子どもを産み育てることへのメッセージが詰まっている本です。
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Last updated
2009.06.17 10:46:26
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