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2009.08.20
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カテゴリ:カテゴリ未分類

長い長いお盆が終りました。

 

我が家では、夏休みの半分はお盆期間。

この地域では、一昔前まで、8月1日から盆の入りまでの2週間ほど

毎晩、夜施食(よせがき)が、行なわれていたそうです。

その夜施食、今は8月初めの1週間だけになりました。

毎晩、檀家さんが集り、蚊取り線香の匂いと、

扇風機の風の中で行なわれるお参りは、なかなか味があります。

 

夜施食が終ると、実家寺の盆施食の手伝いです。

夫は、もちろん朝から晩まで、忙しく働いていますが、

息子は、今年から一人で自転車に乗って棚経のお勤めをしましたし、

お隣のお寺の施食の随喜もさせていただきました。

娘たちは、会場の準備やお茶だし、掃除など、

できることをできる範囲で手伝ってくれるようになりました。

 

盆の入り迎え火の日は、お墓でご先祖さまをお迎えする墓施食。

お墓でお迎えしたご先祖さまを、提灯の火を目印に家まで案内するのだそうです。

去年から始めた、九万九千日(くまんくせんにち)のお参りと花火会には、

たくさんの方がご参加くださいました。

2009-08-20 13:23:51

精霊送りは、夫実家寺で数十年前から続く地域の行事です。

親族が全員集合するこの日は、夜遅くまで、たくさんの人が出入して

まるでお祭りのよう。

ゴ~ンと低く響く鈴の音と線香の香り、燃え上がる炎が、幻想的で懐かしさを感じます。 

久しぶりに会う大学生・高校生になった姪・甥たちは、

去年まで、大人がやっていた仕事をしっかりと、こなせるようになっていました。

空き時間には、年下のいとこたちの勉強をみてくれるというオマケ付きで、

母親としてはホントありがたい。

2009-08-20 13:24:16

末娘も4歳になり、いつも誰かを負ぶっていた

10数年間に比べれば、格段にフットワークは良くなり、

お盆期間の「働く」ということに関しては、

やっと今までのお返しができるようになりつつあります。

でも、その分やらなければならないことが増え(増やし?) 

やはり右往左往の毎日でした。 

 

毎晩、ご馳走を食べて気づけば夜中という生活は、それなりに楽しいのですが、

子どもたちにとっては、結構ハード。

昨夜、末娘は耳元でそっと「やっと終ったね・・・」と囁きました。

 

盆・正月、学校の休みと重なる時期は、

どうしても、子こどものことや家の中のことが、後回しになってしまい、

もっと計画的に、要領よくできないものかと、いつもいつも悩むのですが、

まあ、このゴタゴタした環境を、大人になった時に、懐かしく思い出してくれるだろうと

勝手に思っています。

 

今日は、本当に久しぶりに

家族6人だけで、ごはんと味噌汁、煮物に焼き魚という

普通の食事をゆっくりといただきました。

家で食べるごはんっていいね~とみんなで頷きあいました。

 

さて、これからの時間をどうやって過ごすか、思いは膨らみますが、

問題は、夏休みの課題。

何から何まですっかり終えてしまい余裕綽々の顔もあれば、

提出日を目前に涙ながらに、読書感想文用の本を読んでいたり、

すっかり終った気になっていた自分にガッカリしていたり。

同じ親から生まれた子どもですが、色々です(笑)

 

とにかく、我が家のお盆が終りました。






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Last updated  2009.08.21 10:17:09
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