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カテゴリ:こども・家族
この数日間、何をしていたかというと、 ご想像通り遊び呆けてました。 お盆開けのこの時期は、1年で一番のんびりできる期間です。 といっても、デデ~ンと長期旅行!という勇気はなく、 お寺のことや家のことをこなしながら、出たり入ったりという毎日でした。 そんな中で一番の出来事は、2泊3日の家族旅行。 行き先は、信州伊那谷「穀物菜食と自然体験の家 なかや」さん。
家を出てから、たった2時間なのに、そこはまるで別世界。 その別世界で、 いつもの倍くらいの時間をかけて食事を楽しんだり、 いつもの倍くらいの時間眠ったり、 いつもの何倍もの時間こども達と触れ合ったりしてきました。
何よりも楽しみにしていた川遊びでは、 岩場から飛び込んだり、 ちょっとした流れを上ってみたり。 お食事は、玄米ごはんと採りたての野菜が中心。 砂糖やみりんをといった甘みを使わず、自家製のお醤油やお味噌が主な調味料。 身がしまっていて味が濃くて、ほんのり甘い野菜たち。 普段見知った野菜たちも、種から大切に育てて、 心を込めて調理すると、こんな味になるのですから驚きです。 ご主人が作られたという露天風呂は、もちろん薪で沸かします。 木の燃える匂いって、何で懐かしいんだろう。
2日目のお昼は、流しそうめん。 ふた家族12人というのは、ちょうど良い人数のようで、のんびり和やかな昼食タイムでした。 そして ↓ こちらもご主人手作りの石窯。立ち上る煙がいいでしょ。 石窯で、焼いていただいたのは、娘の10歳の誕生日ケーキ。 日本語で「ハッピーバースデイ」を歌いました。 「ハッピ~バ~スディトゥ~ユ~」とやるよりも、暖かい気持ちになるのは、何故かしら?
夕食の餃子は、みんなで皮から手作りしました。 中身は、ニラ、エゴマの葉っぱ、モロヘイヤ、大葉、ネギにお豆腐。 確認できたのはそれだけでしたが、外にも野菜が入っていたかも。
木と木の間に張ったロープからぶら下がるブランコは大人気で、 朝も昼も夜も、気づくと誰かが乗っていました。
振り返ってみれば、こんなに盛りだくさんだったのに、のんびりと過ごせたのは、 きっと、友人を迎えるようにもてなしてくださったなかやさん一家と 木々やせせらぎ、自然の音と光、匂いに包まれていたからですね。
こんな時間を過ごすと、普段いかに無駄なことに心悩ませたり 時間を費やしているのかと馬鹿らしくなったり、 忙しさにかまけて、あちらこちらに大切なものを忘れてしまっているのではないかと 心配になったりするものです。
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