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2009.09.30
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カテゴリ:龍神の森

わが両親は、元祖アウトドア派。

アウトドアというとカッコイイけれど、40年近くも昔のことなので、

今のように情報も便利な道具もなく、キャンプ=野営という時代。

最小限の食料と調理道具、三角テントと寝具を車に詰め込み、

「今日は、○○峠に行こう!」と大まかな目的地だけを決めて出発。

 

目的地に到着すると、

適当に安全で、テントを張れる広さと水がある場所を探しテントを張る。

 

その後は、薪を集めたり、かまどを作ったり、山菜をとったり、魚を獲ったり

ゆっくり自然を楽しもう!というノリではなく

食べる為と、眠る為の作業中心。

 

でも、一日中山中を歩き回っても、嫌だと思ったことはなくて、 

川の水を飲むことが嬉しかったり、火を焚くことが楽しかったり、

降ってきそうな星空とか、かじった山菜の苦さとか、朝もやの中の鳥のさえずりとか・・・

どんな種類の山だったのか、定かではないけれど、

決して明るくない森の中に、チラチラと木漏れ日が差し込み、

ザワザワとゆれる木たちは、木らしい姿をしていたし、川は川らしく流れ、

岩は、何百年もそこに座っているようだった。

 

訪問者として訪れただけなので、優しい自然しか知らないし、

それほどスゴイ経験をしたわけでもなく、記憶としては断片的なのですが、

これらが私の原体験なのではないかと、今になって思い返しています。

 

今、子ども時代をおくる子どもたちが大人になったときに思い出すのは、どんな景色なんだろう。

人間が生きていくためには、なくてはならない水と緑が、

子どもの頃の景色には必要。 

そのために何ができるんだろう、と思うこの頃。






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Last updated  2009.10.22 13:21:03
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