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夫実家寺の本堂普請に向けて、地鎮祭がありました。 実家寺、もとは弘法大師が自刻の地蔵菩薩像を本尊として小堂を建立したのに始まるという 「白鳥山法持寺」の出張布教所として、 大正時代につくられたお寺です。 その歴史85年というのは、お寺としては大変短く、住職も義兄で4人目です。 歴代の住職にまつわるエピソードからは、 実にお坊さんらしいもの、思わず笑ってしまうもの、 その時代時代で、この人だからこそ、というやりかたで お寺のために生きてきたのだ、ということが伝わってきます。 この人たちがいたからこそ、今のお寺があり、今の私たちがあるんだな、と。
これにも絡むのですが、このお寺の面白いところは、歴代の住職の数よりも、 建てたお堂の数のほうが、多いということ。 今回の普請は、85年の歴史の中で何と6回目。 場所も、転々としているそうです。 今回も、もと倉庫だった土地に、 本堂と客殿、庫裡と供養塔の建築を予定していて、 客殿には、多目的ホールを併設するそうです。 外見もこれまでのお寺のイメージとは随分と違うもののようですし、 地域に根ざしたお寺のあり方の新しいモデルになるのではないかと期待しています。 来年の完成が、楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.12.10 11:51:04
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