今日はだけではありません。
蒲郡にはアオスジアゲハがいますが、それによく似たミカドアゲハという蝶がいます。これは台湾で採集されたミカドアゲハですが、愛知県にもいる可能性があります。南方系の蝶で、愛知県、静岡県あたりが北限になるかも知れません。「蒲郡の蝶」にもwanted butterflies(お尋ね者) の一番目に載せました。
「蒲郡の蝶」を送った高橋昭先生から重要な情報が送られてきました。ミカドアゲハは今年も知多半島でかなりの個体が採集されていたようだということ、常滑市苅谷の多賀神社にはその食草であるオガタマノキが61本あるということです。
早速、帰りに常滑市の多賀神社に寄ってきました。なかなか立派な神社でした。
神社の境内には確かにオガタマノキがあり、看板が立っていました。
あまり特徴のない常緑高木で、千葉県以西の山地に自生するそうです。神前に供える木として、神社によく植えられるそうです。
境内に植えられる木としては、もうひとつナギがありました。これは葉に中央脈がなく、多数の平行脈があるのですぐに判ります。
これで来年の楽しみがひとつ出来ました。