4年前から沖縄本島北部に通っていますが、まだ撮れないのがフタオチョウです。
スミナガシ沖縄亜種 posted by (C)ドクターT
最初は2010年9月、本部町の八重岳へ行き、パイナップルトラップを仕掛けたら、寄って来たのはスミナガシ沖縄亜種でした。
コノハチョウ8頭(本部町) posted by (C)ドクターT
2012年6月初旬に行った時には、トラップに来たのはもうひとつの沖縄の天然記念物コノハチョウばかりでした。
蝶の集まる樹(乙羽岳) (9) posted by (C)ドクターT
2012年6月下旬乙羽岳に行って、いっぱい蝶が集まっている、コノハチョウの食草ヤエヤマネコノチチを見つけましたが、イシガケチョウが殆どでフタオチョウはいませんでした。
フタオチョウは年に3回発生します。1化が3月下旬~5月初旬、2化が6月下旬~8月初旬、3化が9月中旬~10月下旬です。食草はクロウメモドキ科のヤエヤマネコノチチとニレ科のクワノハエノキで、近年南部へも分布が拡がっているのはクワノハエノキへの依存が高まったためという説があります。那覇空港からモノレールで20分ほどで行ける末吉公園にもいるとの情報がありますので、乗り継ぎ待ち時間に2度ほど行ったこともありますが、空振りでした。一番確率の高いのは本部町(八重岳)、今帰仁村(乙羽岳)だと思いますが、今までどうもタイミングが合わなかったようです。今年は是非決めたいと思いますので、今まで行ってなかった3月末にヤンバルへ行くことに決めました。